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南台での生活:多田神社の恩恵、そして魅力的なお店たち【杉並〜中野〜渋谷】

平成30年(2018年)に帰京してから、私は南台に住み始めた。この地域を一度離れたことがあったものの、1年後には再び戻ってきた。それ以来(その1年を除いて)、この地域に住み続けている。南台の魅力は、その立地と地域の魅力的なお店に加え、多田神社という氏神様の存在にもある。

神田川沿いにある標識 中野区と杉並区の境目 川の向こうに少し行けば渋谷区である

多田神社との出会い

多田神社は、この地域の氏神として地元の人々に親しまれている。私にとっても、多田神社は特別な場所だ。初めて訪れた時、その静けさと神聖な雰囲気に心を奪われた。神社の境内は美しく手入れされており、四季折々の風景が楽しめる。ここで心を落ち着け、日々の喧騒から離れることができるのである。

多田神社入口にて 2024年6月20日撮影

南台の魅力的なお店たち

南台には、多くの魅力的なお店がある。それぞれのお店が、私の日常を豊かにしてくれる。

パン工房 プクムク

南台にある「パン工房 プクムク」は、地元の人々に愛されるベーカリーだ。道に面したショーケースに並ぶパンを窓口で注文するスタイルが特徴的で、クリームパンやメロンパンが特に美味しい。バーガーは食べごたえがあり、一度食べたらその美味しさに虜になるだろう。ここで買ったパンを持ち帰り、自宅でのんびりと味わうのが私の楽しみの一つである。

飲食店 海花

「海花」は南台にある居酒屋で、日本酒の品揃えが豊富で、料理の盛り付けも美しい。家族で訪れることもでき、広い座敷があるのでゆっくりと過ごすことができる。地元の新鮮な食材を使った料理はどれも絶品で、特にお刺身や天ぷらが美味しい。

笹塚バル スケッチ

笹塚にある「笹塚バル スケッチ」は、居心地の良いバルで、オーナーの人柄が最高だと評判だ。料理も一品一品丁寧に作られており、テイクアウトも可能である。特にガレットやパスタが美味しく、ワインやシードルと一緒に楽しむことができる。

ラーメン屋 九千坊

杉並区和泉にある「九千坊」は、焦がしニンニクの香りが特徴的な豚骨ラーメンが人気のラーメン屋である。カウンターのみの小さなお店だが、その分アットホームな雰囲気が漂う。ラーメンにチャーシュートッピングを加えたり、高菜チャーハンを頼んだりすると、一層満足感が得られるはずだ。

中華料理 や志満

南台にある「中華料理 や志満」は、地元で人気の中華料理店だ。味噌セットやチキンライスが特に美味しく、カウンター、テーブル、座敷と人数に応じて利用できる席がある。ラーメンと半炒飯のセットもおすすめで、中華料理店らしい本格的な味を楽しむことができる。

中華料理 栄楽

南台にあるもう一つの中華料理店「栄楽」は、地元の人々に愛される町中華である。チャーハン(現在、ご主人の負傷により不可)やラーメンが絶品で、特にしょうが焼き定食は日本一美味しいと評判だ。餃子や回鍋肉もおすすめで、どれもボリューム満点の美味しさだ。

中華料理店 中国料理 天津飯店

杉並区和田にある「中国料理 天津飯店」は、町中華の雰囲気が漂う中華料理店だ。麻婆豆腐麺や台湾ラーメンなど、独自のメニューが楽しめる。特に麻婆豆腐は絶品で、ランチタイムには多くの人々が訪れる。店の雰囲気も良く、食事を楽しむには最適な場所だ。


懐かしさを感じる場所たち

サンベイク310

南台の「サンベイク310」は、地元で人気のベーカリーだ。コンビニの倍の具材が入ったサンドイッチがコンビニの半額で手に入るとあって、多くの人々に愛されている。ご店主との会話も、昔の東京の人々を思い起こさせる温かさがある。ジュース等の自販機や吸い殻入れがあり、喫煙者にとってのオアシス的存在でもある。

丸永商店

杉並区方南にある「丸永商店」は、愛想の良いご高齢の女性が店主を務める駄菓子屋だ。タバコやお菓子などを販売しており、夏場には店頭のアイスキャンディーやアイスクリームも楽しめる。ここで過ごす時間は、子供の頃の記憶を呼び起こしてくれる大切なひとときになるだろう。

たからや

杉並区和田にある「たからや」は、昔ながらのたばこ店である。タバコを買うためだけではなく、地元の人々との交流の場としても重要な役割を果たしている。昭和の雰囲気が色濃く残るこの場所は、喫煙所以上の価値があると感じている。

上記3店舗に関しては、下記弊著を御覧いただければありがたい。

新しい発見と懐かしい思い出

南台の生活は、新しい発見と懐かしい思い出が交錯する場所である。例えば、「笹塚バル スケッチ」での一杯は、日々の喧騒から解放されるひとときだ。また、「九千坊」のラーメンは、懐かしい味わいを感じさせてくれる。さらに、「パン工房 プクムク」のパンは、幼少期に食べた懐かしいパンの味を思い出させてくれる。

特別な場所での特別な時間

度々、少し足を伸ばして渋谷や新宿、下北沢まで散歩することもある。自転車があれば、さらに遠くのエリア、例えば、高円寺、荻窪などにも気軽にアクセスできる。このように、ここに住むことで得られる多くの魅力が、私の生活を豊かにしてくれるのだ。

ミツバチとラベンダー 広町公園にて 2024年6月20日撮影

まとめ

多田神社を拠点に、私はこれからも東京での生活を続けていきたいと強く思っている。どこに住んでいたとしても、その地域の活気を感じながら生活することが、私の心を豊かにしてくれる。今、私が住む地域も例外ではない。地元の魅力的なお店たちと、懐かしさを感じる場所での時間が、私の毎日を彩ってくれるのだ。「南台」を含めその周辺地域は、私にとって特別な場所である。「中野」「杉並」「渋谷」の三つの区にまたがるこの地域は、どこに行っても新しい発見があり、飽きることがない。これからも、ここを拠点にして、三つの区の魅力を存分に楽しみたいと思っている。都会の喧騒と下町の温かさが融合するこの地域は、私にとって最高の住まいであり、これからもずっと大切にしていきたい場所なのだ。

※神田川沿いを駆け抜ける君にサチアレ!


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