「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」を働きながら読み終えた話
おはようございます
おはようございます。
現在時刻、19時過ぎですが何か。
「午前11時の挨拶は『おはようございます』ではないと思う」と言われたので、土曜日夜の投稿にも関わらず、あえて"おはようございます"と言いたくなってしまった、へそ曲がりのカツオです。
さてさて、公私共にバタバタしてまして、つぶやき投稿は、どうにかこうにか継続していましたが、140字以上書くnoteは、すっかりご無沙汰しておりました。
久しぶりのnoteは、読書感想文になります。
話題のベストセラー、「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」です。
まさにこのタイトルの通り、前より読書に時間を割けなくなった(割かなくなった)ことに危惧を抱いていた私は、この本の存在を知るや否や、最寄りの書店の在庫を調べましたが、すでに品切れとなっていたため、ネット書店から届くまで待ちきれず、Amazon Kindleですぐに読み始めたのでした。
著者、三宅香帆さんとの小さなご縁
さて、この本の著者、三宅香帆さんと私カツオは、noteつながりで、ちょっとしたご縁があります。
一昨年の秋、2022年10月24日(月)に開催された「伝わる文章のコツは? 好きなものへの愛を語る文章の書き方を、三宅香帆さんに学びます!」というnoteさん主催のオンラインイベント「"好き"を伝える文章講座」で、私の読書感想noteにコメントをいただいたのでした。
このようなご縁に感謝し、三宅さんの新刊ならば今すぐに読むぞ!と思ったのも束の間、仕事と家庭の繁忙期を迎え、さらに多少の体調不良も重なり、なかなか読めない日が続いたのでした。
それゆえ、この本を読む前から「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」と自問自答を繰り返していたカツオなのでありました。
この本は、仕事論である
誤解を恐れずに感想をひと言で表すと、
「今の日本の働き方に一石を投じる本」
だと思います。
なお、この本は、ひと言で感想を述べられるほど、薄い本ではありません。とにかく、読み応えがすごいのです。
全体的な感想を書くと、これから読もうとする方の楽しみを削いでしまうと思いますので、あえて短く感想をお伝えしてみました。
丁寧に時代をさかのぼって、労働史の視点から、働く人と読書の関係をひもとき、つまるところ「読書とは何か?」という問いについての答えを示してくれる密度の濃い本です。
時代によって、仕事と読書の関係にこんなに違いがあったのか!と驚きました。
大事なことだから繰り返しますが、とにかく、読み応えがすごいのです。
余裕がないと本は読めないし、自分の世界を広げる体験をする機会と気力を失います。
そんな余裕のない働き方をして、人生楽しいか?読書を楽しめる生き方に整えていかなきゃいけないよな?と自問自答してしまう読後感でした。
以上、「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」の読書感想noteでした。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。