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過去の言葉から解放されると、180度人生が変わる

子どもの時って、親や学校の先生から行動を制限されたり、命令されたりと不自由さを感じた方も多いと思います。

「~しなさい!」
「~しちゃだめ!」


特に子どもの時は、大人たちの顔色をうかがって、何も言えずに我慢してしまった経験もあるのではないでしょうか。


私が子どもから学生の時、社会人になってからも特に言われて今でも記憶に残っている言葉は、


「野菜を残さず食べなさい!」


 → 学校給食の野菜炒めが苦手で時間内に完食できず、居残りさせられました。確かに栄養はあるのは今になってはわかるんですが、味がどうしても受け付けられなかった。あの味は、一生忘れません(涙)


「ピアノ練習ちゃんとやりなさい!」


 → 小学校に入る前から親の勧めでピアノを習っていました。が、ピアノの先生はいつも不機嫌でした。先生が笑った顔が思い出せない。途中からレッスン(先生?)が苦痛過ぎて、ズル休みをしていました。



「授業に集中しなさい!勉強しなさい!」


 
→ 学校の先生だったら至極当たり前のご指摘です。でも興味が持てない科目の午後の授業は、起きているだけで精一杯でした。


「目標達成のためにもっと努力し続けなさい!」


 
→ 社会人になってから、常に幹部・上司から受けてきたありがたいご指導・ご助言でした(笑)。このプレッシャーと共に生きてきました。


子どもから学生時代、社会人になってからも、自分以外の人から常に「~しなければいけない」「~してはいけない」といろんな制限・禁止・命令を受けてきました。


今思えばですが、当時は「制限・禁止・命令」の見えない鉄格子の中に、閉じ込められて生きているようでした。


生きづらさを感じて、自分なりにいろいろと学びを進めていく上で、だんだんと「制限・禁止・命令」を他者から受けなくなってきました。もしかしたら、受けてはいるんだけど、それを無視する能力が高まってきたのかなと思います。


「制限・禁止・命令」からの解放が始まると、
自分の考えや行動が劇的に変化しました。



①野菜:全種類の野菜を食べられるだけでなく、今となっては大好きです。

②ピアノ:今年の春から無性に弾きたくなり毎日練習をしています。

③勉強:社会人になり勉強が好きになりました。今となっては、嫌いだった歴史、古典、経済などいろんな分野に興味あります。

④努力:自分が決めたことに関しては努力は楽しいです。


人は、他人や社会・世間に「制限・禁止・命令」されると、窮屈さと不自由さを感じ、好きなことでも嫌いになる。反対に、自由に泳がしてもらうと、自分の興味関心、好奇心、得意が発揮されやすくなる。


そして、もう1つ重要なこと。
それは、

自分で自分に「制限・禁止・命令」をしないこと。



つい自分に対して厳しくなってしまうけれど、
自分で自分に対して、「自由に泳ぎな~」と言い続けていこうと思います。


どこまでいっても、自分は自分の味方でいてあげる。

ランチの野菜炒めを食べながら、ふと思ったのでした。






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