まず『感謝』するか、しないか
この人には敵わないなと思う人っていうのは残念ながら大勢いる。
その中でも僕も最近『この人凄いな』と感じた人がいるのでその人がどんな人だったかを今日は書いていきたいと思う。
『自分は尊敬されている行動をできているのか』
『どんな人が敵わないなと思われるのか』
と気になる方は是非読んでみて欲しい。
今から話す人は自分の友人から聞いたお方なので名前も知らないがちょっと衝撃が走るほど凄い方だなと思ったのでその話を紹介したい。
その方は大学の教授でとあるプログラムの参加をする為に学生を引き連れて海外に行っていた。
その日の夜のことだが学生達はその教授と話をしたくて列を作っていたそうで順番にお話を丁寧に聞いていたらしい。
それで僕の友人もお話をして終わったのが深夜2時ぐらいだったのだが、まだ列ができていた。
結局その後も話を中断したりすることなく朝を迎えるまで話を続けたらしいのだが、その日の朝の教授の一言に少し僕は鳥肌がたった。
普通、学生達が朝まで付き合わせてしまったのだから学生達が『ありがとうございました!』って言うのが礼儀だと思うし実際にそうしたと思った。
しかし、その教授は学生よりも前に『昨日は話をしに来てくれてありがとう』と言ったそうだ。
大人が子供に頭を下げてお礼をしたのだ。
『いやいやちょっと待て』と僕は思った。
どんな人生を経験してきたらそんな簡単に『感謝』をできるようになるのだろうか。
僕だったら『寝れなくて疲れたなぁ』とか思っても口には出さないもののあくびをしたり、眠そうな目をして態度には出てしまってたと思う。
自分の疲労や感情について考えるのが精一杯でまさか第一声に『感謝』は絶対できない。
友人の話を聞いていただけの僕が『凄いなその人』と心から思った。
僕のように自分軸で生きる人生は凄い楽だ。
自分が不満だったら嫌な態度を出せば良いし、怒っても良い。
自分軸で生きると『すぐ』に結果が現実に反映される。
嫌な態度出たら相手側は『うわ、自分なんかしたかな』と気を遣ってくれるし、怒ったら『次は怒られないようにしよう』と行動を改めることだった出来る。
このように物事を自分軸を基準に生きるのは世の中に結果がすぐに反省されるから楽なのだ。
嫌な上司で『俺が教えてあげるよ』『俺が連れてってやるよ』って言う一見親切に見える先輩がいますがこれって結局自分の為の行動で『教えてあげてる自分』に酔っている場合が多いと思う。
周りは『良い勉強だ』『そんな経験若いうちにしないよ』と言っていただけるがそういう大人は僕からしたら正直迷惑である。
確かに、若いうちからそういう経験をできる環境にいるのは贅沢だと感じている。でも、そういう『俺が』上司の話を友人に相談した。
そしたら
『尊敬したくなる人を尊敬すれば良いと思う』
と言われた。うん、この言葉は心に突き刺さった。
別に僕は尊敬される為に他人軸で生きろと言いたいわけではない。
だらけたければずっと家でyoutubeでも見ていて全然良いし、好きな食べ物を食べたい時に食べれば良い。
でも、そんな自分の欲求に素直になるという選択肢があるなかで他人の為に行動できる人がいるから、心から尊敬したくなるような人がいるのだと思う。
『ありがとう』『素敵だね』『好きだよ』とかいざ自分の軸で考えた時に恥ずかしいという感情が芽生えてくる。
その恥ずかしいという感情があるのは分かっていて上で、
『ありがとう』『素敵だね』『好きだよ』と言える人は尊敬する。
なぜなら『言われた側』の気持ちを理解しているからである。
だって上の言葉を言われて嫌な気持ちになる人はいないよね。
自分の感情を分かった言葉を一旦呑み込める人はかっこいいし、だから人がついてくるんだと思う。
一体どんな人生を歩んできたらそんな素敵な人間になれるのだろうか、とつい考えてしまったお話であった。
人間性に憧れるって凄いなぁ。
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