25卒向けの合説に行ってきた!
今日は合説のお仕事。
出展企業の代理でプレゼンと学生の呼び込みを。
理系向けの合説ということで、純度100%の理系エリアの中に、純度100%の文系キャリコンがしれっと混ざり込む。
まぁ、感覚的には人事の7割くらいは文系卒なので、そんなことはよくあるので全くお構いなし。
プログラミングの経験や研究の経験などはほとんどないけれど、さも何でも知っていますよ感で話をするといったある意味でヒリつく感覚も慣れたものである。
そんな合説の現場で、何だかとても気になることが2つほどあった。
1つは出展企業に対して。もう1つは参加学生に対して。
まず、出展企業に対する疑問。
「何でそんなに英語を使いたがるのか?」
企業ブースには集客のために様々な掲示物やバナーが展示されている。
そこには企業名だけではなくて、企業理念やらキャッチコピーやらが大きな文字で描かれている。
例えば
○○技研 Total Engineering Company とか
○○工業 Create The Great Future 的な言葉が躍っている。
もうナンソレなのである。
いいじゃん、総合技術企業とか、素晴らしい未来を創造しようとかで。
英語にすればキャッチーだと思っているのであれば、大きな間違いである。
多くの日本人にとって、もっとも視認性が高いのは日本語であるし、意味を理解しやすいのも日本語である。
もし、英語表記することでグローバル企業であることを示そうとしているのであれば、それもズレている。
米国系ではあるけれど、世界各地に展開するグローバル企業で10年ほど働いて思うことは、社内言語を英語にすることがグローバル化なのではなくて、そんなものは当たり前のことなのである。その上で、多文化の相互理解を進めながらビジネス展開しているのがグローバル企業である。(もっとも、その当たり前の英語で苦しんでいたことは完全に棚上げしているけれど)
最近、俳句がジワジワとした人気を集めていてるなど、日本語の美しさが再認識されているような気がしている(個人的に)ということで、もう1回書いておこうかな。
いいじゃん、日本語で。
さて、もう一つの気になったことは参加学生に対して。
本日の会場には200名くらいの理系学生が集まっていたのだけれど、9割くらいの学生が企業の話を聞きながら、手書きで必死にメモを取っているのである。
今どきの大学生、ほぼ全員ノートPCか何かしらのタブレット端末、もしくはスマホを持っているだろうに、何で今さら手書きなんだろう。
これ、就職課で指導されているのかしら?
或いは、PCとかタブレットをカタカタしてたら企業ウケが悪いとでも思っているのかしら?
どのみち入社をしたら、基本的にPCをカタカタすることになるわけで、一般企業で働く社会人からすれば当たり前のことなので、学生がカタカタしていたところで、気にする人はほとんどいないだろう。(キーボードの打音が激しすぎるのはマナー違反だろうけれど)
記録のための手書きって、読みにくいし書くのに時間かかるし、後から情報の整理し辛いし、個人的にはあんまりメリットないと思うんだけれどな。
就活生、そこんとこどうなの?
とまぁ、地味な疑問を抱きつつ無事に出展企業役を終えた合説でした。
特に就活生からのリアルなコメントを頂けると嬉しいです。
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