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【福祉エッセイ】虹の七色 ご存知ですか?

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『おっさんは、ちょっと知ったらすぐ語りたがる』 吉本新喜劇、島田 一の介氏の名言。 恥ずかしげもなく福祉関連を熱く語ってます。 私見が満載ですが「なんじゃこいつ」と煙たがらず…
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あなたの虹はどんな虹? 発達障害グレーゾーン

あなたの虹はどんな虹? 発達障害グレーゾーン

「虹の7色って、なに色って、全部知ってる?」

娘が、学校で聞いてきたらしいです。

赤、青、黄色、と、その間の、橙、緑、紫。

私は、その6色しか答えられませんでした。

⭐⭐⭐

 よく聴くラジオ番組にレギュラー出演されている漫才師さん、漫才の時は流暢なのに、フリートークや初見の原稿を読む時に必ずと言っていいほど『噛む』方がおられます。

 番組ではその、『噛む』のが当たり前になっていて、他の

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『障害者の自立』をアップデートせよ!

『障害者の自立』をアップデートせよ!

 放課後デイサービスの中に、
『就労準備型』
の冠をのせた事業所が、みられます。
 この『就労準備型』は、公の制度でなく、勝手に
ウチは就労に向けて訓練 、いや、ソーシャルスキルトレーニングに励んでますよ!
と、宣言しているだけ。
 形ばかりの面接シミュレーションをやってたりで「雇ってもらうために」企業側に好都合な、従順で便利な障
害者作り に見えてしまいます。

    口入れ屋や あるまいし…

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障害の重度と保護者の心労は比例しない

障害の重度と保護者の心労は比例しない

「療育手帳がB1(中度)からA(重度)になってしまいました…」
 『出来ること』を伸ばそうと、本人もお母さん達も一緒に頑張ってきたのに… 重くなってたなんて…

 障害児のお母さんが嘆いていました。

  よくある事なのですが、これは、本人の発達年齢が後退したのではない、発達年齢と実年齢との開きから重度を測るからです。

  例えば、本人の
発達年齢が4才、実年齢が13才で B2
 から4年経って

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放ったらかしの現実

放ったらかしの現実

知的障害者のカップルに不妊手術や処置を求めていた北海道の社会福祉法人の残念なニュースがありました。

 1996年に無くなったはずの優生保護法、その流れが、四半世紀経った今もまだ、現実に続いている事、もっと残念なのは、その福祉法人を支持するSNSのコメントがあまりにも多い…

人権侵害だなんて綺麗事 と。

このニュースの
『北海道江差町』→『ウイグル自治区』
『社会福祉法人』→『今の中国』

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