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「アオアシ 31」感想・ネタバレ

プロの世界を垣間見たアシトは更なる飛躍に!!
と思ったらシーズンオフ。

アオアシの新CMが出来たらしい。
アカペラか、、
声出し応援も解禁されたからね、、
応援したいな。。


そして、元柏の小林祐三が鳥栖でフロント関係者になってるのか?
突然移籍して驚いたもんな、、

鎌田次郎みたいに戻って来るかなと思ったけど、、
そうならなかった。

あ、神谷も鳥栖にいたんだ。

どんな漫画?

愛媛から東京のJリーグのユースに入団した少年が主人公。
最初はボールを蹴る事が好きだった少年は、チームメイトと共にサッカーを基礎から学んで行く。

一歩前まで教えてくれるが、最後は自分で気が付かないといけない。
その理由は、、

読んだ本のタイトル

#アオアシ (31)
著者:#小林有吾 氏

あらすじ・内容

次なる目標は、打倒バルセロナユース!

濃密すぎる3日間のトップチーム練習参加が終わった。

念願だった「年明けからのトップチーム昇格」は叶わなかったものの、「国際大会でバルセロナユースに勝てればユースメンバーを広くトップに呼んで試す」ことをガルージャ監督から告げられる。

「育成」において、輝かしい実績を持つクラブ・バルセロナ。
一体、どんなクラブなんだろう―――
スペインってどんな国なんだろう―――

心が海外に向かうアシトだったが、そんな中、衝撃のニュースが飛び込んできて!?

アシトの人生観が大きく揺れ動く31集!!
アオアシ 31

前巻からのあらすじ

ユースの福田監督がいつも言っている。
考えて、考えて、考え抜いて、考えが身体(大脳基底核)に染み込んだ先を走っているのが司馬だった。

経験、知識に基づいて出て来た直感でパスを出す。
だから目線も合わさない。
パスの受け手に目を合わせたら、マンマークしている相手にまで伝わってしまう。

だからそれすらも無いように、でも味方には伝わるようにパスをする。
まさに「考える葦」

それが司馬のパスだった。

アシトは、引退を考えていた司馬にもう1年だけ現役を続行すると約束させてしまう。

司馬が育てたい選手が出来たと言って、、
うわ、、、

アシトが遂にサッカーの先駆者を見つけた。
そんな未来を期待出来る展開に話がなっているのに、、

現場指揮官のガルージャさんか冷や水を浴びせかける。

トップに呼んで欲しいなら、今開催されている高円宮杯を優勝して、国際大会に出場してバルセロナに勝って来いと言う。

バルセロナはガルージャさんの出身チームであるらしく。

そこの育成が至宝だと信じているガルージャさん。
その概念を吹き飛ばすためにも、国際大会でバルセロナを倒せと言って来た。

それに茫然としているアシトだったが、、
そんな彼等に聞こえるように、栗林がバルセロナユースとの試合に出たいと言う。

栗林が唯一、負けたと思った選手と再戦するために、、

感想

サッカー文化の違い

ヨーロッパと日本のサッカー育成の違い。
考えが根本的に違う。
日本は中高の感覚で3年づつ合計6年間面倒を見るが。

ヨーロッパではダメだと判断したらクビになってしまう。

明日からクラブに来るなと言われてしまう。

でも、プロの世界は常にそうなので。。
育成年代でもクビになる。
子供のうちからサッカー選手として、大人として扱ってくれる。

それがヨーロッパと日本のサッカー選手育成の最大の違い。

でも、、捨てる神がいれば、拾う神もいる。
ヨーロッパではクビになっても直ぐに次のチームに入ってサッカーを続ける事が出来る。

特に、サッカーが文化として根付いているスペインは街に必ずサッカーチームがあり。
そのチームを街の人達が応援し、サッカーを語っている。

そして、試合が負けた時にはベンチ外の選手に給料泥棒と言って文句を言ってくる。
特に地元民であればあるほど、その気風は強いらしい。
それほどサッカーにドップリと浸かっている文化なのがスペインのサッカー。

今の日本では絶対になれない文化の違いがある。
サッカーコーチだから、17時キッカリで帰りますと言える文化と言えない文化。
ヨーロッパのサッカー育成のマネをしているが、根本的な処が違う日本の育成年代の扱い。

シーズンオフ

そんなJユースを全く評価していないトップチームの監督ガルージャさんから、トップに呼んで欲しければ「バルセロナを倒せ」と言われるアシトと遊馬。

それなのにシーズンは終わって周りは休めと言う。

次への目標はわかっている。
カタールに行ってバルサを倒せば良い。

でも、相手が誰かもどんな選手がいるかもわからない。
そもそも、自身が何をして良いのかもわからないのに、周りは休めと言う。

ユース1年生のアシトには意味がわからない。
他のJr.ユース昇格組の1年生達はオフシーズンに慣れており。

調子を落とさず休む。
それを実践している。
特に遊馬が、、

そんなシーズンオフに花のバルセロナ留学が決定。
それを福田監督から聞かされたアシトは、、

福田監督からスペインの事を聞くはずだったのに止めてしまうくらい動揺した。

花のバルセロナ留学

それで福田監督から、花と一緒に愛媛に父親の墓参りに行くから、その時にスペインの事を聞けと言われ。
アシトは愛媛へと帰郷する。

そして花は福田監督と共に愛媛に赴き。
観光地等を周りながら、福田監督が現役時代に移籍したサバデルの話になる。

シーズンが半分過ぎていて3勝しかしていないサバデルは最下位の状況。

チームの雰囲気も最悪な状態で福田は移籍して来た。
そして、練習をすると、、
スペイン語が致命的に出来なかった福田に対して、何処のアジア人かも興味の無いチームメイトはパスを出されても無視し、福田にパスを出さなくなった。

さらに街に出ると「観光客」「給料泥棒」と言われる始末。

サッカーに必死で、何処の国から来たかわからない奴とコミュニケーションを取ろうとしないチームメイト。
チームメイトとコミュニケーションが取れないから試合に出さない監督。
そんな監督から取材しているから、福田には深刻なコミュニケーション能力不足と書かれてしまう。
そんな逆境でも福田は楽しめてしまう。

それでも言葉がわからないから言える芸当。

そんなサバデルに怪我がちな元バルサの選手のガルージャがいた。

そこから始まる逆転の巻き返し。

その話をアシトにしてやれと言われ。

アシトの母紀子の店まで行って紀子と再会して喜ぶが。
アシトと会って話をするほど決心が固まっていないが、、、

最後にアシトと会ってしまう。

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