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「最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い 10」感想文・ネタバレ

どんな本?

無能で無気力な底辺皇子・アルノルト。気ままに過ごす彼は「優秀な双子の弟に良い所を吸い取られた『出涸らし皇子』」と、帝国中から馬鹿にされていた。しかし、皇子達の帝位争いが激化し危機が迫ったことで、遂に"本気を出す"ことを決意する。
「皇帝になる気は無いが、負けて殺される気もさらさら無いな」
隠していた類まれな才覚による策略や交渉術、そして「禁忌の古代魔法を操る、最強のSS級冒険者」という真の力とその地位――全てを駆使し、正体を隠して暗躍する出涸らし皇子は、彼に尽くす国一番の美姫を従え、帝位争いを影から支配する!
1巻から引用

読んだ本のタイトル

#最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い10  無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する
著者:#タンバ 氏
イラスト:#夕薙  氏

あらすじ・内容

次なる暗躍は――大陸最強の全SS級冒険者を集結させよ!

ゴードンたちの反乱を終結させたアルであったが、戦争介入問題のためシルバーとして査問会への出席を命じられる。事を有利に運ぶべく全SS級冒険者の集結を目指し動き出すが――一筋縄ではいかない面子ばかりで!?
Amazonより引用

前巻からのあらすじ

三男ゴードンと次女サンドラの叛乱で父親の皇帝を城から出さないで拘束出来るかが勝負の分かれ目。

皇帝は玉座の間で最強の護衛騎士に護られながら、反乱軍を蹴散らしている。

ほぼ鉄壁の布陣でなかなか突破出来ない布陣。

打開策に反乱軍は、人質用の皇族を捉えようと戦闘力の無い皇族達を血眼で探しているが、出涸らしと呼ばれているアルが秘密の通路を駆使して取り残された皇族を次々と玉座の間に連れて来る。

ついでに城の守りに重要な宝玉も話に関わって来る。

その宝玉を数多く集めた方が城の結界を制御下における。

それを護ろうと、一番下の皇子と皇女が奮闘する。

感想

ザンドラ、ゴードンが起こした王都での内乱が収束してゴードンは辺境に逃亡。

ザンドラは拘束されてアルが魔法の使いすぎで眠りに入ってる間に死罪となっていた。
ただ死罪と言っても7日間苦しんで死ぬ毒を飲ませる死罪で、アルが目覚めた時はザンドラが死亡する直前だった。

そのザンドラの死に際に立ち会うためにアルはシルバーに扮してザンドラの元に行くが。。

死に際のザンドラは、自身の行動に疑問を持ちながら死んで行く。

それを仮面を取って見送るアル。
彼の家族がまた1人減ってしまった。

そして、冒険者ギルドではSS級冒険者のシルバーを傘下にしようと、シルバーが帝国に肩入れしすぎだと査問会議を開く。

それに対してシルバーはSS級冒険者全員を集めて対抗する。

彷徨うドワーフの剣聖エゴール翁。
妻と娘に逃げられて人生に彷徨ってる弓神ジャック。
オネェな両極の拳仙のリナレス。
仮面を被った空滅の魔剣士のノーネーム。
そして古代魔法の使い手のシルバー。

全員マトモじゃない。
でも、それぞれ自身が1番まともだと思ってるのが笑えてしまう。

その5人で自身の行動を制限しようと企むギルド長達の企みを粉砕するため。
査問会に出席する。

そして、ギルト長が盛大に墓穴を掘ってくれるが、、、

シルバーが1番腹黒くないか??

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