「領民0人スタートの辺境領主様 V 白雪の日々」感想文・ネタバレ
どんな本?
戦争で、孤児から救国の英雄に成ったディアス。
それを面白く思わない王族が横槍を入れて。
拝領した広大な草原には領民がおらず、住む家も無く、食料すら無い。
領地を与えると言いながらやってる事は流刑にしたような物。
その誰一人いないはずの草原で、ディアスは少女アルナーに出会う。
彼女は額に角がある鬼人だった。
読んだ本のタイトル
#領民0人スタートの辺境領主様 V 白雪の日々
著者:#風楼 氏
イラスト:#キンタ 氏
あらすじ・内容
前巻からのあらすじ
謎のメアーに貰った薬草を双子が煎じた薬が万能薬だと判明。
その元になってる苗木は人の悪い欲望に敏感に反応し、枯れてしまう厄介なものらしい。
それでも2人に全てを任せるディアスの器の大きさが凄い。
最後の方は、メアー、犬族達の出産ラッシュ。冬の魔獣達の到来。
様々な騒動が一気に押し寄せて来て、村が危機的な状況だったのだが、、
犬族達とディアスが無双してそれほどでも無いと錯覚してしまうw
あとやっとあの羊達の子供が産まれた。
これから冬か・・
大変だろうな。
感想
どんどん領民が増えて、遂にはドワーフまで来た。
どうも古代からの盟約とか謎なことを言ってるのだけど、、
この辺りの事は説明されるのだろうか?
あと、メアー達も冬限定だがかなり増えた。
でも、あくまでも冬限定で間借りするだけで春になったら野生に帰ると言ってるメアー達でもある。
来年からはもっと増えそうな、、
冬の間の野生のメアー達の生活は過酷過ぎるのがな、、
子供のメアーなんか絶対に冬を越えられないよな?
村にいる子供のメアー達はスクスクと育っているけど、野生のメアーは親メアー達が生きるのがやっと、、
そんな過酷さを嫌がった近くの野生のメアーが村に間借りして冬を越すのもなんとなくわかる。
そんな一気に人が増えた村に、ドラゴンが攻めて来たけど返り討ち。
地龍とは違うレッドドラゴンで、空を飛ぶし、炎も吐く。
地龍は鱗がメチャクチャ硬くて攻撃してもほとんど効かなかったけど、レッドドラゴンは地龍ほど鱗が硬くないので攻撃は通る。
でも、空を飛ぶから地面に縛り付けるのが大変でその辺りは鬼人、犬族、メアー、村人が共同で頑張り。
レッドドラゴンの炎は、耐火性のあるドワーフ達が率先して突っ込んで浴びていく、
そんなドワーフに混じってディアスも突っ込むから、、
なんか凄い事になってるな、、
地龍より柔らかいとかディアスは言うが、、
それは、ドラゴンスレイヤーだから言える事だよな、、
でも、今回は鬼人、ドワーフ、犬族、メアー達も総動員してのドラゴン狩。
ドワーフとディアスが突っ込んで、鬼人達が弓で援護。
そしてトドメはディアスとドワーフ達が刺して終わるが、、
耐火性の無いディアスは火傷を負ってしまう。
でも、チリチリする程度の火傷って、、、
それ耐火性あると言わないか?
それにドラゴンの魔石も王家に献上しなければいけないと完全体だった魔石をドワーフが半分に割ってしまうのが豪快過ぎる。
価値を知ってる人間達は目玉が飛び出るほどの驚きようなんだが、、
価値を知らないディアスは、魔石を欲しがっていたドワーフ達も満足してると大変納得して大満足。
その隣で、目玉が飛び出そうなまでに驚愕している連中の表情には知らんぷり、、
その後に、王家に魔石が献上されて半分になってるのを凄く悔やまれるのも笑えてしまう。
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