「ヴィンランド・サガ 14巻」奴隷編.6 感想文・ネタバレ
どんな本?
11世紀頃、あらゆる地に現れ暴虐の限りを尽くしたヴァイキング。
その中でも最強と言われていたヨーム戦士団の戦鬼トールズの子。
トルフィンと名づけられた男が主人公。
アイスランドで産まれ、農夫&漁師の息子として育ったのだが、、
ヨーム戦士団からの要請で戦に参戦する船に忍び込んだ事で彼の運命が変わる。
そのキッカケが、ヨーム戦士団のフローキがドールズの暗殺を傭兵のアシェラッドに依頼。
傭兵のアシェラッドとの決闘に勝利したのだが、トルフィンが人質に取られ。
ドールズは剣を捨てた。
そして、ドールズはトルフィンの目の前で殺されてしまう。
親の仇のアシェラッドを追いかけて幼くして戦場を生き場所としていくトルフィン。
そんな中で、アシェラッドはデンマーク・ヴァイキングの第二王子クヌートと組み。
デンマーク・ヴァイキングの王となるべく暗躍していたが、、
現王のズヴェンがアシェラッドの故郷、ウェールズへの侵攻を企画し発布。
それに忠言してウェールズ侵攻を思い止まらせようとするアシェラッドだったが、、
苦悩しているアシェラッドに「ウェールズかクヌートか選べ」とズヴェン王から言われ。
最後に「ウェールズは奴隷しか産業がない」と故郷を貶されキレしまい。
それを言うために、不用意に近付いたズヴェン王の首を跳ばして反乱。
クヌートの王座奪取のため、わざと殺されたアシェラッド。
そんなアシェラッドの最後を看取り、アシェラッドを殺した。
クヌート王子の顔を斬りつけた罰として、、
デンマーク南部のケティルの農場に奴隷として売られ。
イングランドで奴隷にされたエイナルと出会う。
奉公人から差別と嫌がらせを受けながらも、農地を開拓するトルフィンとエイナル。
戦いしか知らなかったトルフィンはエイナル、大旦那様から色々な事を学び、本当の戦士になるために努力していく。
そんなトルフィンとエイナルを中心に新たな物語が始まる。
読んだ本のタイトル
#ヴィンランド・サガ (14)
著者:#幸村誠 氏
あらすじ・内容
前巻からのあらすじ
農場に戻ったケティルは、アイネイズの逃亡未遂を知り怒りにまかせてアイネイズを棒で折檻。
その怒りのまま、クヌートとの戦に直走ってしまった結果、農民兵350人を招集して迎撃体制を敷く。
そして、ケティルの農場に来たクヌートの軍は実働部隊は100名程度。
だが内訳は、常に戦のことばかり考えて身体を鍛えている王の近衛。
それと最強と名高いヨーム戦士団と合わせて100人。
そして、開戦したら、、
ケティル達は蹂躙されて呆気なく崩壊。
潰走しながら砦にしている客人達のねぐらへ退却して行った。
そんな戦が行われる時に、アイネイズは亡くなってしまった。
生きる気力が無くなった彼女にとって死は救いだった。
そんなアイネイズの亡骸を抱えながらトルフィンは、初めてヴィンランドの名を口にする。
アイネイズに、もっと良い所があるぞと胸を張って言える場所をトルフィンは作ろうとエイナルを誘う。
それをアイネイズの墓の前で決意する2人。
ヴィンランド建国の第一歩が此処に始まる。
感想
クヌート率いるヨーム戦士団と近衛100人とケティル率いる農民兵350人の戦闘。
クヌート側は死者8名。
ケティル側は戦場での死者は122人となった。
資金を確保するためケティルの農場を接収したいクヌートからしたら、ケティル側の死者122名は頭が痛い状態。
ケティル側は完全に心が折れており砦としている客人のねぐらは野戦病院と化していた。
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