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「八男って、それはないでしょう! 27」感想・ネタバレ

どんな本?

貧乏騎士家の八男が、魔法の力で成り上がる話だが、、

手柄をたてる度に、利権とシガラミが増えて雁字搦めにされてしまう。

利権に群がる人達、シガラミへの諦めへの皮肉も効いてるのが自分的にはツボ。

読んだ本のタイトル

#八男 って 、それはないでしょう! 27
著者: #Y_A  氏
イラスト:#藤ちょこ 氏

あらすじ・内容

あの世から帰還したヴェルたちの反撃の狼煙……の準備が進む。
修行により魔法の強化が格段に上がったとはいえ、マナが薄いことに変わりはなく、いきなりの直接対決はやはり分が悪い。そこで、まずは教会本部に逃げ込んだ非戦闘員の救出と援軍、次いでゾヌターク共和国と交渉しオットーたちの件で賠償は求めないかわりに、王城攻略で必要となる魔力の提供を求めるなどして、ヴェルは着々と外堀を埋めていった。
そんな中、オットーのサポーター会員たちがヴェル暗殺に乗り出すが、これが逆効果となった。その結果、オットーたちはゾヌターク共和国での後方拠点並びに支援を失い、王国内で孤立する羽目になるのだった……。
いよいよ始まる王都奪還作戦! 頭角を現し始めた魔王様の活躍にも注目の第二十七幕!

八男って、それはないでしょう! 27

前巻からのあらすじ

魔族に襲われて逃げるために河に飛び込み気を失ってしまったヴェル。

目を覚ましたらあの世にいるはずの師匠アルフレッドがいた。

死んでしまったかと思ったらアルフレッドは違うと言う。

ヴェルの身体は大天使の力によって保護されながら、寒村の娘に看病されてるという。

そして、あの世には先客の導師とブランダークがおり。

大天使とアルフレッドの見守る中で3人は修行に励む。

そして、ある程度強くなると大天使から地獄で暴れているドラゴン達を倒してくれと依頼される。

そのドラゴンはかつてヴェル、導師、ブランダークが倒したドラゴンだった。

感想

魔族の国で反政府的な活動をしていたオットー達が起こした騒動がやっと決着。

オットー達ははぐれ魔族の話の辺りから出ていたので、だいぶ長い話がやっと決着した感じがする。

世界的に魔力不足が深刻化する中。

国王を昏睡させて、国王をおバカな侯爵に継がせようとしたら、、

公爵が底抜けにおバカだったせいで、人質にしようとしていたヴァイマイスター侯爵家の嫁達を逃してしまう。

でも、王城は占拠出来て国の中枢は大混乱。

それを知った魔族の国のオットーをサポートしていた人達が、民主共和制にしないで国王を取り替えただけだと知って"所詮、お前も権力者と同じ穴の狢'だと言われて大量離脱。

さらに現在問題になっている魔力不足の原因がオットーだというのもバレてますます離脱者は増えてしまう。

そんな状況にさせられた外部のオットーの部下達は、起死回生の一手として魔族の国との交渉で訪問していた王太子を襲撃。
それを護衛していた導師とブランダーク、ヴェルが撃破。
そんな連中が出て来るから魔族側の政治家達はさらに王国に借りが出来てしまう。

一方、王城を占拠しているオットー達は、包囲している王国軍を入れないために、世界中から集めている魔力を利用して強固な魔力バリアを展開して籠城。

それに対して王国側は魔族の国の政治家達と密談で、国民に放出するために貯蓄されている魔族が溜め込んでいる魔力を融通してもらい。

王城に突入する戦力を整えて、バリヤの1番薄い処を魔族の学者に判断してもらって王城に突入。

オットー率いる魔族達とヴェルが率いる魔導士のバトルになるが、オットーと対峙したヴェルが異空間に引き摺り込まれ、備蓄魔力がオットーより少ないヴェルピンチ!

そんなヴェルを救援に来たのは、実権を全く持ってない幼女な魔王さまだった。

そして、オットーを殺したまでは良かったが、、

魔力を集める装着にオットーが自爆装置をセットしており。
自身の心肺が停止したら爆発するようになっていた。
それを魔族、人族共同で解体して最後はお約束の2本のコードで二者択一。

それもクリアして、オットーの騒動は終わる。

最後までお読み頂きありがとうございます。
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八男って、それはないでしょう!


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