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堀井隆秀
2022年11月26日 06:38
20220530土曜日、小川村小学校の運動会があった。娘のういは保育園の年長さんだけど、来春から入学予定ということで出場種目があり、一緒に参加した。運動会の1週間ほど前から、彼女は嫌がっていた。同級生のお友だちと連れ立って遊ぶこと、運動会の最後に予定されていた小川音頭を踊ることは楽しみみたいだった。でも種目への参加は嫌がっていた。参加しない、ただ見てると言っていた。小学校に行くこと自体
2022年11月12日 06:52
20220516「ういって嫌いって言わないよね」と、娘について妻が言う。確かにと思う。ういさんの口から何かを嫌いって言葉を聴いた覚えがない。「大好き」はよく言う。好きであることに真摯なんだと思っている。「大好き」って言い続けていてれば自分のモノになると思っているだろう節もある。幸運なことに、僕たち親なり、どこか他の場所から、ういさんが欲しいと思っているモノはうまいこと集まってくる
2022年10月17日 06:40
20220425このところういさんが、いわゆる勉強らしきをしたがるようになった。ひらがなや漢字をはじめとした文字を書きたがったり、足し算や引き算なんかの数字をいじってみたり。勉強をしていく中で受験アスリートの道に迷いこむことの困難は身をもって知っているから、我が子にそれをオススメしようとは思わない。たぶんそれは妻もそうだと思うけれど、とはいえ、みずから勉強したいと言ってくることには何か
2022年10月11日 06:51
20220418小川村に引っ越して、3週間が経とうとしている。2月、3月と荷物を移動させ、4月頭は生活できるよう荷解きをしていた。まあどうにか暮らせるくらいにはなっている。このところ、ういさんが保育園を休んでいた。日頃のバタバタに、通い慣れていた保育園から新しい保育園への転園での緊張が重なってか、保育園を行きたがらない日が続いた。妻と僕とで、その日その日のスケジュールを変更させ
2022年9月14日 06:59
20220322毒親という言葉が好きじゃない。僕自身がアダルト・チルドレンいう、親との関係性にある種の困難を抱えているという自覚があった上で、毒親という言葉とは距離を置きたいと思っている。それは、子どもにとって毒でない親はいないだろう、と思っているから。親に対して毒なんて何を言ってるの!とかそういう拒否反応ではない。毒親って言葉を使うと、毒親じゃない親がいそうな感じに違和感がある。
2022年4月25日 05:54
20211129娘のお友達のママと、子育てについて雑談する。「勉強しろっていうのもダメっていうしねえ」と聴いて、せやなあと考える。“親”と“子”の関係について。“親”が“子”に、ある方向性を強制してしまうことは、残念ながら常にある。というか、その強制力のみをもって「“親”と“子”という関係」は成立する。“親”と“子”の成立の条件に強制力がある。ここでの“親”と“子”は親子に限
2022年3月11日 06:42
20211025娘のういさんが動画の撮影をしていた。よくみているYOUTUBEの真似事で、「はごろも将棋チャンネル」と名乗る。三脚にカメラを取り付け、大切にしてる植物たちの紹介とオススメをしている。その姿勢にいたく感動する。みる人がどういうことに関心があるだろうかってことを想像しつつ、自分が楽しんでることをおすそ分けする。こんな言葉が使えるようになってるんだと、こちらが驚くよう
2022年1月7日 06:56
20210913夕方は娘の保育園のお迎えに行く。娘は園庭で小一時間ほど園庭で遊ぶ。僕は僕で、ボールを持参して、子どもと蹴るなり、ひとりで蹴るなりする。子どもたちがやる気になってくると、鬼ごっこやらの走り回る遊びに誘ってもらって、全力疾走する。おおかたはお母さんたちがお迎えにきてる中、しょっちゅう父親がきていて、しかもマジなテンションで動き回っているもんだから、奇異な視線を感じることもめ
2021年11月4日 06:52
20210719このところ将棋の勉強をはじめた。キッカケは5歳の娘だ。半年ほど前からだろうか、彼女はボードゲームにはまっていて、世界各国の子ども向けのボードゲームの動画を見漁っていた。簡単に手に入るモノは買って遊んでいた。それで先日、たまたま僕が将棋の動画を見ていて、彼女も隣で見ていた。あっそういえばと、「このしょうぎっていうのもボードゲームなんだよ」と伝えると、ワクワクした顔で、
2021年9月3日 05:59
20210527僕は親との関係で何に苦しんできたのか。その連鎖として(って言葉は言い訳だけど)、僕が自分の子どもやまわりに対してどんなことをしてしまっているか、する恐れがあるか。そんなことを、自分の肚に落ちた言葉でできるだけ丁寧に書いていた、書こうとしていた時期があった。およそ一年程前。信田さよ子『家族と国家は共謀する』には、僕の拙い言葉の、大大大先輩みたいな言葉が並んでいた。この
2021年8月23日 06:54
20210515妻の鍼灸院に、小学生が定期的に来てる。その子は、お母さんに「家の外に師匠をもつなら誰がいい?」ときかれて、「あすかさん!」と答えてくれるくらいには、妻は慕ってもらっているらしい。そんな話を聴きながら、子どもの頃に、親以外の大人に一対一で話を聴いてもらえるってことは、とっても贅沢でうらやましい時間だなあと思ったりする。僕が子どもの頃に関わりのあった大人を思い出すに、学
2021年8月17日 06:50
20210511先日、娘に対して、久々に大声を出した。ゴールデンウィークの最終日。娘と妻が胃腸炎にかかり、見事に僕にもうつって、見事に全員苦しむ連休を過ごす中で、無事体調が戻ってきた、病み上がりの日だった。車で出かけて、娘はお昼寝した。起きるや否や寝起きの不満が爆発して、泣き叫んでいた。いつもならサラッと流した対応ができていると自分では思うのだけど、疲れもあってか、うるさいって
2021年8月11日 06:38
20210430先日、娘が保育園の放課後の時間をあまり楽しくなさそうにすごしてるようにみえると、書いた。そのことを書いた、当日だったか次の日、彼女はこれでもかと楽しそうに遊んでいた。その様子をみて安心する。そうだよね、いつも楽しくないなんてことはないよねと。そう思いつつ、まあいつも決まって楽しいわけもないかとも思う。というより、保育園が楽しい/楽しくない、保育園に行きたい/
2021年7月31日 05:42
20210421娘は保育園のお迎えの後、大体30分から1時間くらい、他の子どもたちと遊ぶ。僕はそこに混じったり、ひとりで体を動かしながら、子どもたちの様子をみてる。このところ、どことなく楽しくなさそうにしてる彼女の様子をみる機会が増えた。他の子どもたちと一緒にいながらも、どこか手もち無沙汰にしてる場面をよくみるようになった。イジメみたいなことはないだろうし、仲良くしてる友だちも