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【更年期って乾きやすい😔】乾きが気になる世代の工夫している水の飲み方と冬の味「鹹味(かんみ)」の代表『塩』のチカラについて
寒い冬の水分補給
みなさんは寒い時季の水分補給、どうされていますか?
温かい飲み物を飲む事が多いかと思いますが、
コーヒーや緑茶など、カフェインを含むものは利尿作用があるので
飲んでも外に出てしまいます。
お水を飲む事に抵抗ない方でしたら、問題ないのかもしれませんが
私は、この時季は特に水を飲むのが苦手…
(だって、常温でも冷たいんだもん)
だけれども、肌や口の中など
とにかく乾きが気になるお年頃・・・
更年期世代に入っている方なら、感じている方も多いかと思います。
これは、「陰虚(いんきょ)」と言って
陰(血・津液)の減少により乾燥し、潤いが減少している状態です。
乾燥だけでなく、かゆみや火照りなど
陰の減少により、様々な症状があらわれやすくなります。
(※必ずしも更年期世代だから陰虚になるわけではありません。)
もちろん、乾燥しやすい時季なので、この世代でなくとも乾燥を感じるとは思いますが、より一段と感じやすくなったと私は実感しているところです。
そして、ご存知の方も多いかと思いますが
水をたくさん飲んでも、潤うわけではありません。
むしろ、胃腸が受け止めきれずに疲弊してしまい
新たな別の不調も起こしかねないのです。
(受け止められるだけの力があるならば良いかと思いますが…)
水に限らず、
自分の消化能力に合わせて量を加減することが大切です。
(体質に対しての細かい対策などは、また後日記事にしますね。)
実践している水の飲み方と塩の効果について
前置きが長くなりました。
私の実践している、冬の水の飲み方。
それは、200mlほどの水筒に天然塩をひとつまみ入れ
適温のお湯を入れ、少しずつ飲む です。
え?それだけ?
はい、それだけです(笑)
これを一日のうちに何回か作り足しながら飲むだけ。
簡単ですよね♪
これだけなのですが、格段に水が飲みやすくなります!
ポイントは、『こまめに摂ること』
私はこの方法を取り入れるようになってから、ずいぶん乾かないようになってきました!
また、塩は、五行で分類した味覚の「鹹味(かんみ)」になります。
いわゆる、塩辛い味のことで、冬の養生に過不足なく摂りたい味でもあります。
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ここで「塩」について、中医学的にみてみると・・・
◇塩
・寒性
・熱を冷ます
・解毒
塩は、中医学では冷やすほうに分類されているのですが
体を温めるという見方もあります。
主なはたらきは、体の熱と血熱をとる です。
血熱とは、体に熱がこもり血が熱をもった状態のこと。
具体的な症状は、【のぼせ、目の充血、赤みのあるできもの、便秘】などです。
また、体内の老廃物や毒素を排泄するはたらきや
痛みや痒みを止めるはたらきもあります。
私は、体を冷やすものというよりも
余分に持ってしまった熱による炎症の改善や解毒
という理解のほうが、塩には当てはまる気がします。
また、塩は唾液を出すスイッチにもなります。
私の実践例ですが
毎朝、起床したらひとつまみの塩を口に入れ
充分に唾液が出てくるまで、家事をします。(5分くらいでしょうか)
もう良いかな~と思ったら、(舌でこそげ取るような感じで)
口中の汚れをしっかり取ってから吐き出します。
その後軽くすすいだら、かなりお口スッキリ!
直接の潤い補給ではありませんが、かなり唾液腺も刺激されるので
口の渇き対策にはなると思います♪
そうそう!
口の中を舌でぐるぐるするのは、別に朝だけでなく
乾きを感じた時など、マメにしておいてあげると良いですよ~。
以上、乾きが気になる世代の水分補給と
冬の味「鹹味」の代表の塩のチカラについてお伝えしてきました。
私のようにうまくお水が飲めない方や
乾きを感じている同世代の方などにオススメの対策です。
何かひとつでも参考になれば嬉しいです。
お付き合いいただきありがとうございました。
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