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あなたが視た最も怖いものは?
「あなたが今まで視た中で、最も怖いモノはなんですか?」
長らく「なんか知らんけど、たまに変なモノを視る人」をやっているが、この質問をされるといつも答えに窮する。
もちろん、私が思うところを素直に答えてもいい。
その場合、相手は残念かつ「わけわからんわい」という顔をする。
そう、この質問をする人が期待する答えは、「怖い話のテンプレ霊」
つまり、単純にビジュアルが怖い奴。
しかし、私はビジュア
守護者の条件 ~黒猫・二代目~
我が家には30年ほど前から「邪払いの黒猫」がいる。
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「猫が30年も生きるわけないだろう!」というツッコミありがとう。
確かに最近は猫も長寿化しているが、それでも平均的な寿命は16歳から18歳あたりだ。
実際、我が家の初代・黒猫も、享年18歳である。
だから今日の主役は「邪払いの黒猫・二代目」なのだ。
■家庭内後継問題
黒猫初代が10歳を越え
猫の恩返しは死んでから ~黒猫・初代奇話~
うちのダンナが犬猫を愛でながら、よくこのようなことを言う。
「犬の恩返しは死ぬまで。猫の恩返しは死んでから」
これは、犬は生きている間、主人に付き従いながら恩を返し、猫は生前好き勝手に生き、死後に恩を返しに来る……ということらしい。
犬はさておき、猫は「家につく」「恩を三日で忘れる」などと言われているが……はてさて、本当のところはどうなんだろう?
黒猫、死しても恩を忘れず ~幽霊初代の奇行
黒い守護者~黒猫・初代~
古今東西を問わず、猫を愛し、猫に狂う人々がいる。
ダ・ヴィンチは「猫は神の作った最高傑作である」 という言葉を残し、ピカソやダリも猫を愛した。
我が国でも室生犀星や大佛次郎、果ては宇多天皇までもが猫の下僕となった。
猫の魅力は、時代や場所を違えて人々の心を鷲掴み……いや"猫掴み"にする。
そして、こんなことを言っている私もその肉球と爪に捕らえられた一人だ。
「働いたら負け」とは、猫と貴族とニ