『カッコウ、この巣においで』&『世界の端から、歩き出す』 推され活記念
今年は2年ぶりに本が出せたというだけでも大変有難い年だったのですが、その本について、そして昔出した本にまでとっても嬉しい応援をいただけたので、年の最後にご紹介したく。
まずは今年出した方。
『カッコウ、この巣においで』(集英社文庫)
これが急にハネてびっくりしたんですが、その理由がこちら。
これひとつだけだとよく判らないんですが、この次の「本棚に追加しました」投稿についたリプに、「自分も『カッコウ、この巣においで』を読み始めました」というものがあって。
miletさん……!!!
「すごく好きな本になった」嬉しすぎる……。
他の本もすべて送りつけたいくらいに嬉しい……(笑)。イヤそんな迷惑なことはしませんけども。
他にも、11月16日付けの南日本新聞に書評が掲載されたそうで、担当編集者さんが送ってきてくれました。
作家・本山聖子さんがお書きくださったそうです。
書評の中で、「早苗のことも応援したい」「彼女の強さもまたすがすがしい」と書かれていて、へえ、と思いました。担当者さんを含め集英社側で読んでくれた中でも、「早苗、結構好き」という声がいくつかあったので。ちなみに全員女性(笑)。
書いた自分としてはむしろ「嫌われる女性」だろうと思っていたので、大変興味深いものがあります。
また、あらすじ紹介のみではありますが、下野新聞や東奥日報でもご紹介いただきました。
なんと有難い……!
思わずカーリルに確認しに行ってしまいましたが、新聞の紹介時点ではまだ栃木と鹿児島では図書館に入っていなかった。
少しがっくりしましたが、今はどちらの県にも何館か入れていただいていて、確認した時にはどれも借りられていてとっても嬉しゅうございました。「たった今確実に日本のどこかで読まれている」とはっきり判るのは何とも言えず良いものです。
そしてこちらは6年前に刊行した本、
『世界の端から、歩き出す』(ポプラ文庫ピュアフル)
こちらも今頃になって急にハネてかなりびっくりしたんですが、その元を探ってみたところ、こちらのツイート(いまだに「ポスト」とは言いにくい)を発見。
うわあ……表示数がスゴい……。
思わず他のツイートも拝見してしまったところ、何だか全力で推してくださっていて嬉しいやらこっぱずかしいやら、感情のもっていきどころに困りました。
自分がつくったものが誰かの「推し」になるなんて、そんなことが人生に起きるとは考えたこともなかったですよ……。
こちらのツイートなんか、もう最&高じゃないですか……? 失礼ながら画像を保存させてもらっちゃいましたよ……。
このイラストがまた、かわいすぎる……!
当時の担当者さんも大喜びでした。
わたしも待っています(笑)。
でもこればっかりは売れ行き次第ですものね……。
なかさん(@b_ook3n)、本当にありがとうございます……!
こころの底から嬉しいです……!!
出版社さんの助けを経つつも自分がこの世にばらまいたものが、こんな風にあちこちに届いて、風に乗った種のようにどこか遠くの知らない土地で花咲く、という体験は本当に素敵です。もの書き冥利に尽きるな。
今後とも精進していきます。
まずはつい映画や本やゲームに走ってしまう気持ちを抑えてもう少し早く執筆できるようになろう(笑)。
来年の抱負にします。
皆様本当に本当にありがとう!!!!