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東京オリンピックと私 #1
TOKYO2020閉幕から約3ヶ月が過ぎ去った、2021年11月。
東京五輪について陸上の新谷仁美選手が「夢であってほしかった」と表現していてハッとさせられた。
東京五輪と私の間にいまだ根強く残り続ける "なにか" と新谷さんのその言葉に通ずるものを(勝手に)感じずにはいられなかった。
あの日々はいったいなんだったんだろうかという想いがいまだに拭えない。
組織委員会にたどり着くまで2013年、当
4月を目指して、コースはつくられ続ける~UTMF整備~
2021年大会に向けて実施された、2020年12月20日のコース整備。
世界は厳しい状況が続いていますが、それでも2021年4月23日その日にむけて、手を止めることなく歩み続けている人たちがそこにはいました。
自然が舞台のトレイルランニングレースでは、整備を継続的に実施しないと、コースが荒れ放題になってしまう。2020年大会中止決定後から今日に至るまで、定期的に整備は行われています。
■今回の
OSJ KOUMI100 ボランティアレポート
大会が行われる週末に、今年も台風が接近!?という状況下だった
「2020年 OSJ KOUMI100」
大会直前になって台風の進路が南にそれ、当初の予報よりはマシな天候になりそうな気配に。それでも前日金曜日はザーザーと雨が降りしきっていた。
■大会前日 10/9(金)16時頃、選手受付が行われている大会本部に到着。ボランティアの説明会は18時〜だったので、何をして待てばいいのかな…と思いつつ「あ
騎手の「忙しすぎる、1日」
"競馬の騎手の忙しさ" について、裏方目線で考察してみる。
地方競馬ジョッキーの、ある一日のスケジュールを仮想してみる。
1R 15:00、2R 15:30 に連続で乗る場合
【仮想 ジョッキーのタイムスケジュール】
朝:馬の調教
(それも早朝)
昼:競馬場入り
・着替え、馬具の準備(鞍、鞍下に付けるスポンジ、腹帯等)
・前検量(レースの負担重量に合わせて重りを持つための計測)
14:
「景色」に寄り添い尽くす
最近TUBEがテレビにたびたび出ていて、「あー夏休み」などをよく耳にし、私はふと、あの夏に見た、あの景色のことを思い出した。
2009年夏、私は横浜スタジアムのスタンド最上段にいた。
TUBEライブの現場に入っていて、酷暑の中野外で、朝から夜中まで準備や作業に追われていた。夜中は「明かりづくり」という照明のデータをひたすら打ち込む作業がえんえん続く。(照明の変化をあらかじめデータに打ち込んでお
"ライブ裏方"が、ディズニーパーク再開の日に思い出した「原点の原点」
新型コロナの影響により、約4ヶ月に渡り休業を余儀なくされた東京ディズニーリゾートが、7月1日から営業再開となった。
入場チケットが事前販売制となり、前売りの時点から世間を賑わせたTDL。
これまでコンサートなどの"裏方"についていろいろと記してきたが、実は私の原点は「ディズニーランドのショー」なのだ。
忘れもしない。小学校4年生のとき、当時東京ディズニーランドのナイトパレードは「ディズニーフ
コロナ禍で仕事が完全になくなったイベント裏方がもがいた、書き残し #10
今回は記者×記者の合わせ技について
ある日、芸能人同士の結婚が発表された。
(男性の方が有名なパターン)
ここでは男性芸能人をAさん、女性芸能人をBさんとする。
よくワイドショーで「報道各社へのFAXでの報告によると」と報じられるが、各所からFAXが本当に送られてくる。そのためサポート当番は送られてくる無数のFAXを捌くのも仕事だ。
(職場の役割についてはコチラ)
この日、●時解禁と指定され
コロナ禍で仕事が完全になくなったイベント裏方がもがいた、書き残し #9
「見出しを取る」ために必要なこととは?
コロナ禍により突如スタートした新聞社での日々も早1ヶ月が経過した。5月25日に緊急事態宣言は解除されたが、屋内に一定人数を収容してのイベントができるようになる日はまだ先そう…ということで、しばらくはこの日常が続きそうだ。
一番最初の「全く書けない」という状況から1ヶ月、添削を徹底的に受けたおかげで、記事の構成は組めるようになってきた。
これまでは、●●
コロナ禍で仕事が完全になくなったイベント裏方がもがいた、書き残し #8
ここまでコロナ禍に突入し仕事が止まってから新しい仕事を始めて仕事の内容まで経過をつづってきたが、実は細心の注意を払っていたことがあり、それは「同じエンタメ業界で働く人には、なるべくこの話はするのを控えよう」ということでした。
理由は相手や相手が所属する会社の状況などなど分からないことが多いし、わたしがつらつらと経験談を書いていることが危機意識がないように見えたり、なんだのんきにあいつは、と不快に
コロナ禍で仕事が完全になくなったイベント裏方がもがいた、書き残し #7
今日はある日突然となりにやってきた、"ホンモノの記者"について。
ある日曜日のこと。
日曜の午前中は私は、前日の土曜日に放送されたバラエティ番組の振り返り記事の担当になることが多く、この日は「昆虫好きグラドル」がテーマの番組の振り返り担当になった。番組では昆虫を愛しすぎるグラドルが、自らのお尻や胸に昆虫を貼り付ける姿が披露されていた。
外はとてもいいお天気の日曜の昼下がり。仕事とはいえさすがに「
コロナ禍で仕事が完全になくなったイベント裏方がもがいた、書き残し #6
新聞社に存在する“内勤”“外勤”の文化とは?
前回ちらりと説明したように“内勤”は社内に在勤し記事執筆や資料作成など紙面に関するあらゆる作業を会社でこなす。
一方の“外勤”はスポーツ大会や芸能のイベント、記者会見などの現場に出掛け、外から記事を送り込む。
この役割分担について読者的にはまあそうだよねとしか思わず、なんの疑問も持たないが、その世界に生きる人にとっては大きな属性の違いであり、そこに
コロナ禍で仕事が完全になくなったイベント裏方がもがいた、書き残し #5
もがきながら走り出すこととなった新聞社での日々。
今回は新聞社で”どんな人たちと出会ったか?”
コロナがなければ出会うことすらなかった、一緒に働くこととなった人たちを紹介します。
まずは私の所属先の構成ですが、階層としては
部長→デスク(責任者)→記者 という構造。
全員が朝番、昼番、夜番のいずれかに振り分けられ、
24時間365日、動き続ける職場だ。
まずは紹介するのが、
この職場の要と
コロナ禍で仕事が完全になくなったイベント裏方がもがいた、書き残し #4
日本全国に緊急事態宣言が出されている中、
いよいよ新しい仕事がスタート。
正直、具体的にはどんな仕事をするのか分かっていなかったが、最初は記事に必要な資料集めや作成、写真素材を探したりするんだろうなと考えていた。
初日はまず人事・総務部へ。
マイナンバーカードの写しなど必要書類を提出、
雇用契約を締結し終えて、いざ私が働く部署の職場へ。
まず、職場はかなり独特な匂いがする。
そこらじゅう、新