騎手の「忙しすぎる、1日」
"競馬の騎手の忙しさ" について、裏方目線で考察してみる。
地方競馬ジョッキーの、ある一日のスケジュールを仮想してみる。
1R 15:00、2R 15:30 に連続で乗る場合
【仮想 ジョッキーのタイムスケジュール】
朝:馬の調教
(それも早朝)
昼:競馬場入り
・着替え、馬具の準備(鞍、鞍下に付けるスポンジ、腹帯等)
・前検量(レースの負担重量に合わせて重りを持つための計測)
14:10(レース50分前):装鞍所集合
(鞍を馬につける)
・下見所へ移動(パドック横の騎手の待機場所)
14:45(15分前):1Rの馬に乗り、本馬場へ入場
15:00 レース本番
15:05 レース終了:着に絡んでる場合、後検量(ちゃんと負担重量を背負っていたか確認)~レースのVTR確認(義務付けられている)
15:10 検量室から再び下見所へ移動。
泥だらけなので、着替え+次のレース用の帽子など準備
15:15 2Rの馬に乗り、本馬場へ入場
…
全レース終了後:鞍の洗浄、重りの返却、道具の手入れ、次の日の準備
ほかにも、調教師の先生や馬主さんとすれ違えば、挨拶しなきゃいけないし、時にはインタビューも受けたり。
この分刻みループを、多い人だと8Rとかこなし、地方競馬は5日間開催が続く。
(変則スケジュールだと9日間続くことも・・・)
さらに、1ループ(5日間)の開催が終わると、今度は開催場所が変わるため、道具のパッキングもしなくてはいけない。
それでいて、本番のレースはとかく、命がけ。
というわけで実は、騎手はめちゃめちゃ「忙しい」。