考察「100万本のバラ」
加藤登紀子さんの「百万本のバラ」という曲がある。
有名な名曲なのでご存じの方もおおいと思う。
貧しい画家が女優に恋をした。
画家は小さな家や画材を売り払い、町中の花屋から薔薇を買う。
そしてそれを女優が泊まるホテル前の広場に敷き詰める。
女優はどこかのお金持ちの冗談だと思った。
絵描きは窓から薔薇の海を見る彼女をそっと見上げていた。
二人の接点はそれで終わり。
女優は別の町へ去っていった。
絵描きはそれから孤独な人生を送った。
あの窓から薔薇の広場を驚きと喜びを込めた笑顔で見