今からできる冷え対策で快適に過ごしたい
こんにちは。
はなこです🐈
土用があけて、
立冬です。
暦の上では
「冬」になりました。
それにあわせるかのように
こちらでは北風が強く、
冷え込みました。
クローゼットの奥から
少し厚手の上着を引っ張りだしてきました。
さて、今回は
これから気になる「冷え」について
のお話です。
冬に寒いのは
しかたないですが、
「冷え」は別モノ。
冷えは不快なだけでなく、
私たちの体に
様々な影響を与えます。
少しでも冷えから身を守って、
冬も楽しめるように
冷え対策のコツをまとめました。
1. 冷えの原因を中医学的に見る
寒さの感じ方も人それぞれです。
同じ室内に半袖の人と
フリースを着込んだ人が
同じ部屋にいることがあります。
この「冷え」の原因は
なんでしょうか。
中医学的な視点でみてみると…
❄️陽気不足:陽気(ようき)は体を温めるエネルギーです。これが不足すると体が冷えやすくなります。
特に「腎の陽気」が不足すると、手足の冷えや寒がり、疲労感を感じやすくなります。
❄️気血の滞り:気や血がスムーズに流れないと、特に末端部の冷えが引き起こされます。
ストレスや不安が原因で気の流れが滞ることも冷えを引き起こします。
❄️寒湿(かんしつ)の蓄積:冷たい食べ物や飲み物、冷たい環境での過ごし方により体内に「寒」が溜まり、冷えが生じやすくなります。
また湿気が多い環境や食生活によって「湿」が溜まると、体が冷えてむくみやすくなります。
*寒湿は冷え+湿邪(体内の不要物)が身体にくっついて冷えが取れないイメージです。
ざっくりいうと、
足りない
巡らない
溜まる
の現象が身体の中で起きていると、
「冷え」が発生します。
「冷え」は体のバランスが乱れてるサインともいえます。
2. 冷え対策のための具体的な方法3つ
では、
体のバランスを整えて
冷えのつらさから解放されるには
どうしたらよいでしょうか。
具体的な方法を
みていきます。
(1) 体を温める食材を取り入れる
食べ物で身体の中から温めて、
内側から冷えを解消します。
一番大事なのは、
冷たい食べ物を食べたり、飲んだり
しないことです。
特に飲み物は要注意です。
冬は常温でも冷たいです。
特に、“温める力が足りない”人は
内側から温めましょう。
「温性」や「熱性」
と呼ばれる身体を温める性質のある
食材をとることが
冷え対策のポイントのひとつです。
こんな食材がオススメです。
シナモン:血行を促進し、体を内側から温めます。紅茶やスイーツとも相性バツグンです。ただし、のぼせやほてりがあるときは控えてください。
鶏肉:温性の食材です。ネギと一緒に鍋にするのがおすすめです。
鮭:お腹に優しく、元気が出る食材です。キノコと焼いたり、鍋にすると体の芯から温まりそうです。
(2) 身体を冷やさない服装を心がける
外側から
冷えを取り込まないのも
大切です。
特に首、手首、足首の
「三首」を温めることが大切です。
これらの部位は血管が表面に近く、
冷えやすいため、
しっかりと保温しましょう。
腹巻や温かい靴下も効果的です。
女性は特にスカートや
パンプスなどで足元から
冷えやすいです。
老化のモトにもなるので
風が当たらないよう
少しでも工夫できると
良いなと思います。
(3)心と体をリラックスさせる
ストレスや緊張は
気の流れを滞らせ、
冷えの原因となります。
ゆっくりと深呼吸をしたり、
ストレッチや軽い運動で
血流をよくすると、
体も心も温まります。
また、アロマオイルを使って
足などをマッサージすると
香りの効果でよりリラックスできます。
冷えにおすすめの香りは、
“ジュニパーベリー”です。
3. まとめ
1.温性の食べ物で内側から温める
2.三首を守って外側から温める
3.運動やアロマで気の巡りを良くして温める
まいにちのケアで冷えは解消
されていきます。
寒い季節だけでなく、
夏にエアコンなどで冷やしすぎた時も
冬の冷え性につながります。
私たちの体は
ちょうど良い温かさにあることで、
健康的な状態を保つ
ことができます。
あなたにとってちょうど良い塩梅で
この冬も楽しく過ごせますように♨️
🍀お礼(24.11.11追記)
皆さまがスキしてくれたお陰で注目作品になりました!ありがとうございます😊
皆さんに伝わったことががとても嬉しいです。