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かぼちゃの薬膳的なお話

Happy Halloween🎃

10月も最終日。
今日はハロウィンですね。

私は特に何もしませんが、
せっかくのイベントなので
ハロウィンといえばかぼちゃ!

かぼちゃについてお話したいと思います。


秋の味覚「かぼちゃ」と薬膳的な効能


夏に収穫されますが、秋の食材としても有名な「かぼちゃ」は、
その甘みとほくほくとした食感が
料理にぴったりの野菜です。

しかし、かぼちゃはただ美味しいだけでなく、
薬膳的にもとっても優れたちからを持っています。



1. かぼちゃの基本的な薬膳効果

薬膳では、食材それぞれが持つ「性質」と「効能」に着目します。

かぼちゃの特徴を薬膳的に分類すると、

• 性味:温性で甘味がある
• 帰経:脾・胃

となります。

性味…性質(温めるか冷やすか)と味(薬膳的に酸甘苦辛鹹味に分けられる)
帰経…身体のどの臓器に効果的かを示す


この特徴から、
かぼちゃは「脾」と「胃」に働きかけ、
消化器系を整える作用があることがわかります。

特に「脾胃を補う」働きが強いのが特徴です。
疲れやすい、食欲不振、胃もたれなどに効果的とされています。

ハロウィンでお菓子を食べ過ぎたときにも
活躍してくれそうですね!

また、秋から冬にかけて冷えが強まる季節には、
体を温める「温性」のかぼちゃがぴったりです。

お腹が冷えると免疫力も落ちる!



2. かぼちゃの具体的な効能

もう少し詳しくかぼちゃの働きを調べてみました。

消化を助ける:かぼちゃは胃腸を温め、消化を助ける作用があります。食物繊維も豊富で、便通を促す効果が期待できます。

・免疫力の向上:ビタミンAやβ-カロテンが豊富で、免疫力を高め、風邪予防に役立ちます。
・冷えの改善:温性のかぼちゃは、体を内側から温め、冷え性や手足の冷えを緩和します。
・精神の安定:かぼちゃの甘みは心をリラックスさせる作用があり、精神の安定にもつながります。

まとめると、

「胃腸の調子を整えて、元気のモトになる食材」

という感じででしょうか。

生活習慣の乱れによる不調の
改善の助けとなってくれそうですね。


3. 薬膳レシピ:かぼちゃの優しいスープ

続いておすすめのレシピです。

かぼちゃを使ったシンプルなスープをご紹介します。

優しい甘みと風味が特徴のこのスープは、
体を温め、リラックス効果もあります。

材料(2人分)

• かぼちゃ 200g(約1/8カット)
• 生姜 1片(薄切り)
• 鶏がらスープ 400ml
• 塩 少々
• パセリ 適量(飾り用)

作り方

1. かぼちゃは皮の硬いところだけ取り、一口大に切ります。
2. 鍋に鶏がらスープを入れ、かぼちゃと生姜を加えて煮ます。
3. かぼちゃが柔らかくなったら、生姜を取り出し、塩で味を調えます。
4. スープを器に盛り、パセリを散らして完成です。

からだをしっかり温める生姜を
加えることで急に冷え込んでくる
今の時期にぴったりです。

かぼちゃの重さについてはこの記事が参考になりました。



 

かぼちゃは、ただ美味しいだけでなく、
消化器系を整え、冷えや免疫力の向上にも
効果が期待できる薬膳食材です。

ぜひ、日常の食事に取り入れて、
寒い季節も楽しめますように。


今回は、ハロウィンにちなんで
かぼちゃについてまとめてみました。

スープのレシピを紹介しましたが、
私はただ蒸すだけ、焼くだけも多いです。
カットして冷凍しておいたのを
味噌汁に入れることもあります。

あなたにとって良い塩梅で
毎日が過ごしやすくなりますように🎃

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