広小路穂

おつきさまクラブ

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夜についておもっていること

夜がさみしいのは寂しくない夜があったからで あの夜をもう一度迎えられますようにと願うから  あんなに素敵な夜をいっしょに迎えたのに 君は夜ねむる なにも惜しむことなくねむる でも知っている 君がそうやって夜にねむることで またわたしは夜を愛おしむことができる 君を恋うことができる 夜が本来よりも輝いて見えることがある あの夜を迎えるために朝起きる

    • 好きという気持ち 忘れないというか いつもわたしの中に潜んでいて、その潜んでいる気持ちがあることに実感を持ってる その実感が持てなくなってしまったら急におわってしまうんだと思う

      • おもちゃ箱をのぞく感覚

        毎日、この時間をたのしみに生きている なのに、この時間はあっけない というかそっけない そろそろ悟ってもいいのかもしれない ひとつひとつに悩まされるのは 今日でおわり に できたらいいな きっと明日も悩んでいる 自分がそうしたくて 久しぶりに、きれいな言葉で書いている つまり気持ちを整理しているということ 前のほうがうまくできていたかもしれない 最近はどうしてもまとまらない 気持ちが炸裂している どれも間違っていない わたしという立場を決め切らなくていい そのとき思ったこ

        • 思考が先走りしてしまう癖があるから

          許してあげること 見守ってあげること わかってあげること 擦り減っていくこと 大丈夫でいてあげること これは近頃わたしが知った愛 愛するということの意味がだんだんわかってきて わかってはいくけれど、愛することはむずかしい 好きだけではやっていけないと言う人は、愛することの難しさを知った人なのかもしれない と おもった  わたしは恋をすることが好きだ 無我夢中で追いかけて、傷ついて、満たされて、  その人のことをおもう 今までずっとそうやってきて ずっとずっと、正しい感情

          友達ができない帰り道

          寂しさはなんとなくではなく、考え出せば理由は明確になる 理由を見ないでいる だからわたしはずっと寂しい ほんとうは 寂しさのすべてを理解していて その寂しさを埋めるためにわたしは おいしいものを食べて、絵を描いて、ねむる 寂しさを紛らわすための生活だった 寂しさを紛らわすための生活だったことは知らなかった 生活をやめない限り、寂しさはずっと消えない 消せないのではなく消えない 自分とは、しぬまでずっと一緒なのだ 好き勝手やれば今のわたしはしあわせで これからのわたしが苦し

          友達ができない帰り道

          きみが眠ってしまってからわたしが眠るまでは、きみのことを夢中で考えられる時間 それは寂しい時間 あるべき時間

          きみが眠ってしまってからわたしが眠るまでは、きみのことを夢中で考えられる時間 それは寂しい時間 あるべき時間

          夜はひとりでに

          まだずっと幼い子どものようにに泣いてしまう 噛みしめるような泣きかたは まだできない 夜きみがいないだけ だけど 君がまだ知らぬ夜があり、僕がまだ知らぬ朝がある そうだった わたしだって知らない きみだって、幼い子みたいに泣くのかもしれない 嬉しかったこと、しあわせだったことを 鮮明に思い出せなくなることがつらい きみはそれを ふとしたときに思い出すものだと言った 今まででいちばん自然に 自分のなかに溶け込んだことばだったかもしれない ふとしたときに思い出してみることに

          夜はひとりでに

          君を思い出せば胸が苦しくて

          わたしがどんなときに喜ぶのか、どんなときに悲しむのか そんなことを考えてくれていますか 夏休みが、始まりました 花火を見に行けない、浴衣を着ることができない、旅行に行けない ライブに行ける、お昼まで寝られる、 きみはずっと遠い わたしたちはこのままで  いいの? そのままの君でいてね しあわせな思い出がたくさんできて それを思い出すたびにしあわせになって それを思い出せないことが苦しくて 思い出したくなくなってしまうときのことを考えてしまう 朝起きたらきみがいる

          君を思い出せば胸が苦しくて

          不安をおしころす過程

          もし 突然君がいなくなってしまったら わたしはどうなってしまう? きっと、突然なのがいけない だからそんなはずはない日も、考える もしも話を 突然でも、分かっていたとしても わたしは君にいなくなってほしくない だから、どんないなくなり方をされても わたしはくるしい じゃあ、君がわたしから離れたくなったとき どうしたらいいの? どうしたらいいんだろう きっとある 離れたくなるときが 一時的であろうが、これからずっとであろうが ある あると、思っていたほうがらく? わ

          不安をおしころす過程

          7 月

          どうしようもないからぬいぐるみを強く抱きしめる ぬいぐるみが変な形になった わからない なんなのかわからない わかりやすい絵 安心する わからない絵  どうしてわからないだろう 同じものを食べて、同じものを見た日があるのに どうしてきみの絵を理解できない みんなの中で並行しているものはなに? 人と違っていたい という気持ちと みんなと同じがいい という気持ちが並行 好きになるということ と 期待するということ 可愛くなりたい 食べてすべてを忘れたい 一緒にいたい

          あのね、許すことができなくても、許すことしかできなくなる日が来るよ

          あのね、 許すことができなくても、許すことしかできなくなる日がくるよ 絶対なんかないんじゃない? 絶対が絶対じゃなくなるまで絶対でいよう 永遠とかも、そういうかんじだと思うし じゃあ、そうする! 互いが、すり減ってゆく 一緒にいるために 好きな人と、一緒にいるために 好きな人とわたしはすり減ってゆく そういうもの えらそうにして、ごめんなさい 完璧じゃなくとも誰かに伝えようとするみんなの方が、よくできている わたしは、少しだけ言語化を手伝うだけだ わたしたちは考え

          あのね、許すことができなくても、許すことしかできなくなる日が来るよ

          どうしようかな240623

          知った しれた! しってしまった 知りたかったけど 君は知られたくなかったか それが嫌だった 君のことがだいすきなわたしを みて 悲しくなる なんだか可哀想にみえる どうして わたしは あ あ 夏が来るーなんて、本当はそんなこと考えていないのに、なにか書こうと思うと突然そんなことを言ってしまったりして、軽薄だなとおもう ばかだとおもう 夏は、ちゃんと来ている 来るべきだから来ているだけなのに 誰かの沈黙を埋めるためにやって来るみたいだ 夏に謝れ! 言いたいことを、全

          どうしようかな240623

          わたし (手応えないことば)

          わたしが思っているより 君は わたしを許してくれてるということ 知ってる 知って、うれしくなった  わたしもうれしくさせたいと思う! わたしだけが4月に置いてけぼりにされている 外はまったく蒸し暑いけど まだまだ4月で 4月後半くらいで そんな感じがする 暑いな、と思ったら半袖を着るようになった 今年から そんな自分がめっちゃかわいい! お金たくさん手に入った!頑張って働いたから でもこれから減ってゆく ドーンと減る マジでキャパオーバーなるー 頑張ってるわたしを、

          わたし (手応えないことば)

          にっき

          にっき 君が、君じゃなくなっていた 変わらないでほしいと思った つよく 誰だったんだ あれって誰だったんだ 3回に1回は無視するところ 君らしい かわいらしいね でも君は誰なんだ 今の君は一体誰なんだ? わたしはひとりで眠ることができる ひとりきりでも眠ることができる ただ、君の言葉をたくさん思い出して 夢に君を連れ込むようにね 不安がわたしの背中を押す わたしがくっついていられるのは、 まずひとつ、不安のおかげ 未知の不安 分かりきったことでの不安 かわいら

          おなかすいたー

          どうしようもない不安でつぶれちゃいそう わたしはなにも悪くない はたして本当にどうしようもないのかね どうしようもない という曖昧な言葉で 真実を見たくないだけじゃないのかね 「そうだとして、あなたはわたしに叱るの? 真実を見なさいと言うの? わたしがこれでいいんだから、いいんだよ 馬鹿野郎!」 ねえ、すきだ すきだよ 学校嫌い、絵たのしい、学校嫌い、絵たのしい 自分が好き わたしのことが好きな君が好きなんじゃない わたしのことが好きじゃない君はこわい 理由が

          おなかすいたー

          ほんとのことと嘘のことを交える それは心地いいもの 帰り道、パパの残した言葉を思い出して泣いた 無責任に、残すだけ残したその言葉 記憶として残り続けるパパ わたしは嘘なんか吐いてないかもしれないな さびしい を さみしいと言う君がすきだった 机の上にはクレヨンと色鉛筆が散らばっている わたしはクラクラする 迎えいれる 君の思惑どおりでも、君の思惑なら、君の思惑どおりになる 焦る 歌をきいたってどうにもならない 自分をとんとんとんとんする ダラダラ  おか