日本人って、「愛してる」とか言わないの、悲しくない? こちらの友達に言われたの。 言わないよねぇ。もしも家族との電話の最後に愛してるって言われたりなんかしたら、その後の安否確認をしてしまうわ。 でも言葉ってツールでしかないとかよく言うように、 「愛してる」っていう言葉それ自体に価値があるわけではない。 愛は見えないから、言葉にしないと分かりにくいから、不安になるから、便宜上、今のところ人類は言葉を使ってるんでしょう。 ただ、なんとなく、最近の世界は言葉による力を信頼し
あなたとわたし 青と緑 オレンジと黄色 黄色と緑 赤と紫 緑と茶色 ピンクとピンク あ・・・・・一緒だね わたしの手がペールオレンジなのが悔しいから、ピンク色に塗ってみました わたしの目が灰色なのが悲しいから、ピンク色に塗ってみました うちの犬がクリーム色なのが耐えられないから、ピンク色に塗ってみました 日の丸が赤いのが辛いから、ピンク色に塗ってみました ペドフィリアが虹色なのが気持ち悪いから、ピンク色に塗ってみました 青と黄色の国旗ももう疲れたから、ピンク色に塗ってみまし
ある人は、「あなたに興味があるんだ」と言って、私の友だちの話は聞かなかった。 ある人は、「あなたに興味があるんだ」と言って、私の友だちの話をたくさん聞いた。 嬉しかった。
ケータイデンワのケースに1万円札を忍ばせたのケータイデンワを落っことした前日だったんだよ! うう🥹 続編でした。
変な人に会ったよ。 理解ができない人。「変な人」。 変な人は、たまにわたしを傷つけた。 変な人の変なやさしさは、わたしにはナイフに見えた。 「変な人は、私のことを傷つけようとしている」そう思わないと理解ができなかったから。 勝手にナイフに刺さった私は、泣いた。 変な人は、自分が私を傷つけたことを知って、わんわん泣いてた。 変な人は、もう変な人じゃなかった。 人を傷つける怖さを知ってる、ふつうの人だった。 地球上の変な人の数は、こうやって、ひとりずつ減っていく
母と電車に乗っていると、サブカル系パンクファッション系のかっけえ姉ちゃんたちが5人乗ってきた。 母:「5人しかいないのにピアスの穴が30個くらいある……😳」
大丈夫ですよ 心配ないですよ ケータイデンワを落っことして サイフを落っことしたって 大丈夫ですよ 問題ないですよ andymori
社会人の友人 Nちゃんには夢があるの。 彼女はその夢のために毎日がむしゃらに仕事してる。いつか認められる日を信じて、くったくたになりながらがんばってる。 その姿をいつも隣で見ていた私は、 「がんばってね」 「そんなにがんばりすぎないでね」 「Nちゃんの心の健康が1番だよ」 「今日もおつかれさま」 「疲れたよね」 「飲みに行こうか」 正解のことばを探し続けるくらいしかできることがなかった。ミラノで出会った彼女は、「死にたい」とよく口にするから、「死にたくなったら電話してね
海の都ベネチア。 美しい運河。色鮮やかな建造物。世界に誇れる歴史。 陽気な地元の人たち。はどこ…? 一回目はひとり旅。二回目は日本から遊びに来てくれた従兄弟と。ミラノ留学中に2度も訪れました。 それはそれは夢のような空間で、「ディズニーシーみたい!」と何度口にしたことか。 (本当は「ディズニーシーがベネチアみたい!」が正しいんだけどね。) 5世紀頃にゲルマン人から逃れるために本土のヴェネト人によって建設されたベネチアは、街中どこもかしこも歴史を感じる建造物で溢れかえって
おひさしぷり! 今日は、私がずっと悩まされてきた英語のはなし。 幼稚園のころから、21歳になる今までずーっと触れてきた英語。どれだけ褒められても、ずーっと自信がなかったの。 けどね、イタリア留学を終えて、ちょっとだけ英語に対する考え方が変わった?からそれについておはなししよっかな。 まだ自信はないけど、 「『私は英語に自信があります!』って言うことにしよう」 くらいのマインドにはなったの。自信がない部分を晒すのって恥ずかしい!記録だからね! 発音とか、ちょっとした感覚
「はあ、疲れた。」 「大変だったね、おつかれさま。」 「きみも疲れたよね、おつかれさま。」
私は視力がとても悪いのです。 コンタクトの度数は -8.5 (と眼科で診断されましたが、認めたくなかったので「いや、私は -7.0でいきます!」と宣言してぼやけた視界のまま我慢してます) です。裸眼はカエルとおんなじくらい。 たまにいつか見えなくなるのではないかと不安になることがあるけど、たまにボヤボヤの視界が心地いいこともあります。だって、情報量が多すぎるんだもの! コンタクトを外せば部屋の隅の汚れに気づかないでいられるし、目の前の人の鼻毛が見えることもないし、相手も自
雨が降り始めて 雷が鳴り始めた 窓の外の景色は瞬く間に悪夢みたいになった するとファッションデザイナーの彼が 動画を回して 何万円もするピエール・カルダンのジャケットをベランダに干し始めたの なにしてるの?って言ったら、 「おもしろいじゃん」って。 あのホームレスのお爺さんどうしてるかな 雨宿りできてるかな あったかい部屋の中でベッドに寝っ転がりながら 無力だなあ私。って そんなこと考えてたんだあ。
壊れるくらい泣いた夜があってね。 私は自分以外のものからの影響で負の感情に支配されることがゼロに近いんだ。お金を取られようが、ちょっといじわるされようが、変な土地に迷い込もうが、怖くなったり緊張したり腹が立ったりすることがないの。「まぁそれでも地球は回ってるしなマインド」。(これはたぶんイタリアに来てから。ほんとに図太くなったの。笑) けどね、大切な人にだけは、コントロールが効かないことがあるの。 あの夜自分でもわけがわからないくらい涙が出てきたときに、その人が自分にとっ
ミラノで女子4人のシェアハウスに住んでるの。 それぞれお部屋は別々で、キッチンとか洗面所は共有。私以外は全員イタリア人。 グループチャットがあって、そこでは「シャワー入っていい?」とか「洗濯機使っていい?」とかそういう事務的な会話をします。 (ちなみにこの「シャワー入っていい?文化」作ったのわたし!(^^)/ ) この前ね、お皿を洗うのを忘れて放置しちゃってる人がいてね、誰かが、 「シンクに置きっぱなしだよ〜使った人は洗って!」ってチャットに送ったの。 忘れちゃうのは仕方
留学先の友達 「あなたが世界で1番先進的な国から来てるとは思えないんだけど。ほんとうはどこから来たの?」