【読書感想】 山魔の如き嗤うもの
【7月ホラー読書】
山魔(やまんま)の如き嗤(わら)うもの
三津田信三
すごい…‼️
こんな方法、思いつきます⁉️
盲点をついたトリックにびっくり(゚ロ゚)
先入観という言葉を恨む。
刀城言耶シリーズ 第4弾!
見どころは何と言っても「人間消失」の謎❗️
この発想はホントすごい。
「えっ⁉️」ってなりました(°д°)
言耶は毎度少しずつ推理を披露していくのですが、
「警部をはじめ両刑事が、思わず息を呑んだのが分かった」
のも頷けますよ。
私もですもん。(^▽^;)
私は文庫本で読んだのですが、上手いこと次ページの頭に真相がくるように編集されている…💕
こういうのが、たまらなく好きです‼️
あと、シリーズ通して言えますが、意外な犯人。
文句なし!
私は毎回当たりません(^_^;)
そして何より、今回もバッチリ怖い、ホラーでございます。
忌み山に棲むと言われる山魔。
方々から自分を呼ぶ声。
山中にぽつんと建つ一軒家。
血の底から響いてくるような童唄…。
一体あれは何だったんだろう…と、ゾッとする体験がむし暑さを吹っ飛ばしてくれます。
今回は◯◯◯◯を思わせる描写がありますが、全体として考えるとオマージュとまではいかない。
ただ、必要に応じてほんの少し要素を組み込んだ感じがしましたが…どうなんでしょう。
最後の最後まで言耶の言葉に気が抜けない。
やっぱりすごく面白かった!!♥(´∀`*)
7月は、ひとりホラー・ホラーミステリ月間とします🦀
月末の読了本は真っ黒な本棚を紹介したいっ🤤
あ、7月6日発売の『三体X』だけはSFだけど読みますっ‼️
楽しみにしている本なので、発売したら絶対待てない。
すぐ読んじゃう💕
刀城言耶シリーズ
『厭魅の如き憑くもの』
『魔偶の如き齎すもの』の記事です。