正道
人間それぞれには、正道がある。それは、長い人生の中で、今世通らなければならない道。出生前に決意して自ら選んだ道。もし、今進んでいる道が正道であれば、思い切ってどんどん進むが良い。なぜならば、それは約束の道だから。しかし、残念ながら人間の多くは、己の正道の存在を忘れ、見失い、違う道にいる。本当の道を進んでいるかどうかは、己への問い掛けで見えてくる。今の生き様に、不安はあるか。迷いはあるか。恐れはあるか。違和感はあるか。もし、あるのであれば、進むべき道はそれではない。そして今、己は自立して生きている手応えはあるか。もし、そうでないのであれば、それも違う。恐らくそこは、居心地が良く、甘く、楽な道。そもそも正道にそのような道は存在しない。従って、そこは偽物の道。虚構の道と言ってもいい。正道は、誰かが用意したものではない。増してや、命じられて嫌々行くものでもない。「私は、今世この道を行きます。必ず最後まで辿り着きますから、どうかお願いします」と言って懇願して生まれ出てきているのだから、約束を果たす以外に、今世を生き切る術はない。己の正道がどこにあるのかなど、他人には分からない。自分で思い出すしかない。それが実相。その機会を得られたのならば、思う存分にその道を進むが良い。道を見失っているのは、全て自分の心掛けの至らなさが起因している。それを深く反省し、波打つ心を整え、閑かに己に問うべし。
そのことを肝に銘じ、己の正道を進みます。
有難う御座います。
幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者