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陰を蔑ろにしてはならない。
表があるものは必ず裏がある。これは物と事の一切の事物現象。物事の二面性。即ち、片面だけを見ていては片手落ちということだ。表面は見えやすい。しかし裏は良く見えない。人間は、見えるものにだけ理を与えすぎる。だからうまくいかない。例えば、光と陰。陰の部分は暗くて良く見えないし、見ようともしない。陰の部分が存在するから、光りを認識できる。従って、陰を蔑ろにしてはならない。社会において陰になって見えなくなっている存在はないか。それを見て見ぬふりをしていないか。得てして陰は弱であることがある。陰あってこその光であり、社会が陰を蔑ろにすれば、光りも弱くなるということだ。今の世の中を見よ。全体がどんよりとしていないか。それは、社会的弱者を見ないようにしているからだ。人間社会と自然との関係も同じ。今一度、この物事の二面性を捉え直し、改革せよ。
そのことを肝に銘じ、今日一日を生きます。
有難う御座います。
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