「人間性の価値」とは何か。

人間性とは何か。是、人間の本性。人間らしさ。“人間として”の生まれつきの性質。人間である以上、いかなる思想の持ち主でも、生まれつき持っている性質のこと。また、思い遣りの心や愛情、気遣いの心など内面のこと。従って、体型や髪型など、見た目や外見などのことに「人間性」という言葉を使うことはない。要は、外面のことではないということだ。人間性とは内面のことであるから、良く観察し、受け取る側の者の人間性も備えてなくば、それを感じとることは難しい。従って、外見でその人の人間性を判断、評価することは出来ないし、してはいけない。では、「人間性の価値」とは何か。巷でも、「あの人は、人間性が高い」「人間性に優れた経営者」などという言い方をする。それは、何を持ってして高く、何を持ってして低いと見ているのか。この極めて抽象的で、非科学的な事象こそ、実相の賜物。これに価値があるのか無いのか。無論有るに決まっている。内面の充実した者に、結果として真に価値ある形も付いて来る。天が視てそうしている。従って、人目につかない処で、何をどう心掛けて、どの様に振る舞いをしているのか、表の顔と裏の顔、本音と建て前などに差があったにしても、それ人間社会で通用しても、実相では全くもって敵わない。この真理が悟れれば、この実社会にて真の人間性を育むことが人生仕上げのための鍵であることが良く理解できるはず。人間性を高めよ！真に価値ある人間となれ！

そのことを肝に銘じ、自分自身の内面を充実させるべく生きます。

有難う御座います。