考えごと置き場

考えごとを書いたものが置いてあります。

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最近の記事

性的な眼差しと期待

性的な眼差し 女性が苦手で、女性を前にすると緊張してしまう。 女性にいろいろいじわるされた経験があるので怖い、というのもあるけれど、やっぱり女性に対して後ろめたさがあるから緊張してしまうのかもしれない。 女性のことをいやらしい目線でどうしても見てしまうし、こいつは女としてちゃんとした人間か?と品定めするように見てしまう。 要するに、いやらしいことだとか、女性的な役割を期待してしまっている、ということなんだろう。 男性に対しても同じで、いやらしい目線というのはあまり無

    • 言葉というクスリ インターネットの公益

      インターネット インターネットを開くと日々いろんな事柄について議論がなされていて、多種多様な立場から 様々な意見が発せられ、それらが無秩序に飛び交っている。 インフルエンサーと呼ばれる人たちの意見が主に力を持っていて、その人たちの考えが多数の人に参照され、インフルエンサーの周りには人が集まりコロニー("界隈"と言われる)が形成されている。 インフルエンサーとその仲間のインフルエンサーごとにコロニーが形成され、コロニー間での意見の衝突も頻繁に起きている。 ハームリダクシ

      • Perspective

        In the gleam of a brilliant twilight 鮮やかな黄昏がきらめく中で I see people torn apart 僕は、人々が互いに From each other 別れゆくのを見ている。 Maybe that’s their way of life それが、この人たちの生き方なのでしょう。 Every day, I ride in cars 毎日、僕は車に乗って Every day, I watch TV 毎日、僕はテレビを見て

        • ぼちぼちポジティブにいこか

          真木悠介のことば 以下 真木悠介 "気流の鳴る音"からの引用 「真に明晰な意識にとっては、われわれすべては死刑囚であり、人類の総体もまた死刑囚である」 「いっさいの価値が空しくなったとき、かえって鮮烈によみがえってくる価値というものがある」 「この物質性の宇宙の外に、どのような神も永遠の生命も存在しない。 ここまで幻想を解体し認識を透徹せしめた時に、はじめてわれわれは反転の弁証法をつかむ」 「われわれの行為や関係の意味というものを、その結果として手に入る「成果」のみ

        性的な眼差しと期待

          はるしにゃん メンヘラ神 青山正明と山田花子 その先の話

          はるしにゃん はるしにゃんという人がいる。 以下ははるしにゃんについて書かれた文章 最後に "彼の見つめていた運命とはなんだったのだろう? それを知る手がかりはもう、インターネットのどこにも残されてはいない。" と書かれているが、果たしてそうなんだろうか? 青山正明と山田花子 最近は鬼畜系サブカルチャーに対しての批判と反省の声をよく耳にする。 山田花子(漫画家)や青山正明といった過去の鬼畜系サブカルチャーの担い手たちが槍玉にあげられたりすることもある。 確かに

          はるしにゃん メンヘラ神 青山正明と山田花子 その先の話

          All Apologies 華倫変とアフリカの哲学

          All Apologies アメリカのロックバンド、ニルヴァーナのラストアルバム "In Utero" に収められた楽曲 "All Apologies"。名曲だと思う。 In the sun, in the sun, I feel as one 太陽の下、一つになるように感じる In the sun, in the sun 太陽の下で Married, buried 結ばれて、葬られる All in all is all we are 何より大切なんだ、俺たちみん

          All Apologies 華倫変とアフリカの哲学

          淵に立たされた人の話 絶対の孤独 "なぜ何もないのではなく、何かがあるのか"

          淵に立たされた人 弱い立場にある人の利益のためだとして、本人の意志は問わずに介入・干渉・支援することも、行き過ぎれば独断的で現実に即していないものになるし、弱っている人を崖っぷちに追いやって「飛べ!」と脅すような形になりかねない(そういったことも大事ではあるけれど) 飛べと言うのは嫌な役割だから、その役割をやらないといけないしんどさがあると思うし、その領域における切実さはあるだろう。 でも、そうやって脅して飛べたとしても、飛べたのは(本質的には)脅した人たちのおかげとか

          淵に立たされた人の話 絶対の孤独 "なぜ何もないのではなく、何かがあるのか"

          飛び降り 生き延ばし

          飛び降り それぞれ問題を抱えた女の子3人が、心の清らかな男の子に出会い、自らの心の問題に思い悩み、最後は3人一緒に飛び降りる。という内容の戯曲。 切ないけれど、どこか明るくて暖かい物語だ。 作者の前川麻子氏による解説文が各ページに散りばめられいて、その文章もまた良い。 生き延ばし ちなみにセンチメンタル・アマレット(ポジティブが付いてない)という飛び降りないバージョンもあるらしい。 (それはそれで内容はポジティブなものらしい)

          飛び降り 生き延ばし

          大江健三郎と漢 a.k.a. GAMI コンニャクのような思考

          大江健三郎 "実存という深みにおいては、道徳的な政治的 な価値判断は先行しない" らしいです。使えるものは何でも使っておけ、ということか。 漢 a.k.a. GAMI "汗水垂らした金は どんだけ綺麗なのか 教えてくれよ 誰か目に見える形で" "時には 手を汚し掴む金 そんなのもアリさ" なんでも好き勝手やっていい訳ではないけれど、本当に切迫詰まった状況においては、手段を選んでる場合ではない。 けれど、適切に状況を判断するのは難しいし、そこでとった手段が選択肢に

          大江健三郎と漢 a.k.a. GAMI コンニャクのような思考

          承認欲求のレベル(Rebel)

          ブルーハーブ ブルーハーブのファーストアルバムはいつ聴いても良いと感じる。好きなアルバムだ。 "この素晴らしき人生が全て夢だとか 無限だとか言う理論は役に立たない" "もうずっと俺は終わらせるためここにいる" この曲(?)も好きだ。 I Wanna Be Adored ストーンローゼスがファーストアルバムの一曲目で"I Wanna Be Adored"と歌っているのにはかなり衝撃を受けた。 I don’t have to sell my soul He’s alr

          承認欲求のレベル(Rebel)

          境界線 言いたいことを言うということ

          言えないことがたくさん 自分は立場が弱いので、何を言っても頭のおかしい人の妄言と受けとられて、話を聴いてもらえない(確かに頭のおかしい人の妄言ではある)。大問題だ。 あと口下手で、頭の回転も遅いのでスムーズに喋れないし、返答に窮してしまって数日後に返答を思いついたりする。 人の話を聴いて理解するのも苦手だ。 速度のあるコミュニケーションが苦手だ。 得意とは言えないけれど、読み書きの方がまだ出来る。 欲望 人の価値観を揺さぶりたい。自分の価値観も揺さぶりたい。 全部

          境界線 言いたいことを言うということ

          自分と他人

          笑うことは、撲殺すること 笑いと叫びはよく似ている 自分の中に同化できないものを吐き出すための愚痴や悪口 自分という名の空間 イラつく、ムカつくというか、ビックリする 部屋に知らない人がいたら、ふざけんな!と思う前にビックリする。 それで、追い出したりするわけだけれど、憎いからやっているんじゃなくて、単に居心地が悪いからそうする。 なんかされるんじゃないかと不安になるし。 でもその人の話をじっくり話を聴くと、実はそんな悪いやつではないことが分かったりする。 悪い

          存在の美

          編集者・ライターの青山正明は幻覚サボテンを摂取した際、"存在の美"というものに気づいたらしい。 青山正明が言うところの"存在の美"は、もしかしたら"リスペクト精神"のことなのかもしれない、と思ったりした。 例えば目の前にりんごがあるとして、そのりんごがここに運ばれてくるまでの過程や、その間に関わった沢山の人やいろんな出来事に想いを馳せてみる。 そうすると何故だか目の前のりんごがとても有難いものに見えてきたりする。 存在そのものに対するリスペクト。それが"存在の美"なん

          陽性のロック

          ホフディランはこの曲が好き。これも詩が良い。余すところなく良いので引用は無し。 奥田民代も好き。陽性のロック。 この曲も どっちも詩が余すところなく良い。 ブラッドサースティブッチャーズ このMVはいつ観ても泣ける ブッチャーズは好きな曲が沢山あるけれど、この曲が最もな曲だと思う。

          ホフディランとうめざわしゅん

          ホフディラン 小さい頃から聴いている曲だけれど(こち亀を観ていた)、詩がすごく良いことに気づいた。 "完璧なんかでいられるわけがないだろう" "人間なんかそれほどキレイじゃないから" "すぐスマイルするべきだ 子供じゃないならね" うめざわしゅん うめざわしゅんの"パンティストッキングのような空の下で"は本当に良い漫画だと思う。収録作品の中だと"唯一者たち"が一番好きだ。 なんとなくホフディランのスマイルについて調べたくて、検索をかけてみたらこんな感じになっていた。

          ホフディランとうめざわしゅん

          ロリコン・ショタコンは辛いよ

          小学生と、仲良くしたい... 中学生と、仲良くしたい... 高校生と、仲良く...いや...高校生は怖い... それを言ったら小学生も中学生も怖い。人間はみんな怖い。 1番怖いのはロリコン・ショタコンのお前だよと言われれば、返す言葉が見つからない...。確かにそうだと思います。 支配したいし、支配されたい。 それでもって、支配されるのが怖いというのだから始末におえない。 作家の岩井志麻子が、ロリコン趣味があって悩んでいるという人に対して "ロリコンは幼女に夢見過ぎ

          ロリコン・ショタコンは辛いよ