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営業はバレーボールと同じ——質の高いトスが成功を生む

私は高校時代、悪友たちとバレーボール同好会を作ったことがあります。
約5年後、私は営業職に就くことになるのですが、営業の提案はバレーボールに似ていると感じることがよくあります。


営業もバレーボールも、流れが重要

バレーボールでは、レシーバー(receiver)がボールを受け取り(receive)、セッターがトスを上げ、スパイカーがアタックを決めるという流れがあります。

営業でも、同じようなプロセスがあります。

レシーバー → お客様の要望を受け取る(ヒアリング)
セッター → 適切に情報を整理し、提案に繋げる(社内調整)
アタッカー → クローズに持っていく(プレゼン・クロージング)

例えば、担当者が要件を聞き取り、上司に連携し、上司がクロージングを行うというのは、まさにバレーボールの流れそのものです。

営業経験がない方でも、「良いレシーブが良いトスを生み、良いトスが良いアタックに繋がる」 という流れは、容易に想像できるのではないでしょうか。


トスする先が他社である難しさ

しかし、営業の仕事は、バレーボールより少し複雑です。
なぜなら、トスする先が自社の上司やメンバーとは限らないからです。

特にSES業界では、トスを上げる相手が元請の営業であることも珍しくありません。
その結果、質の低いトスが頻発するのです。

私自身も、幸い株式会社KANATAでは商流の浅い案件を多く抱えているため、日々数多くのトスを受けます。
その中には、質の高いものもありますが、正直なところ、非常に雑なトスも多いのが現実です。

例えば、以下のようなメールが送られてくることがよくあります。

件名: Re:■案件〇〇〇〇
本文:
お世話になっております。
株式会社○○の○○です。

下記の人材を紹介させていただきます。
ご検討のほどよろしくお願いします。
--------------------------
人材情報
--------------------------
以上、よろしくお願いします。

これでは、スパイクを決めるどころか、そもそもボールがどこに飛んでくるのか分かりません。

特にスキル要件を満たしていないにもかかわらず、そこへの補足がないと、もうどうしようもない。
特定の方からそのようなメールが続くと、申し訳ないですが、あまり真剣にそのご提案は見ないようになってしまいます。
せっかくのチャンスも、雑なトスによって潰れてしまうのです。


良いアタックは、良いトスから生まれる

これは営業に限らず、どんな業界でも言えることだと思います。

アタックの質は、トスの質に大きく影響される。
トスの質は、レシーブの質に大きく影響される。

適当にボールを放り投げて「なんとか決めてください」と言われても、決まるはずがありません。
逆に、的確なトスが上がれば、スパイクを決める確率は格段に上がります。

営業も同じです。
レシーブ(ヒアリング)で正確な情報をキャッチし、トス(情報整理・提案準備)を丁寧に行うことで、アタック(提案・クロージング)が決まりやすくなります。


質の高いパスが回る環境をつくる

営業では、個々のプレーヤーの意識が非常に重要です。
どんなに良い案件やプロセスがあっても、雑なトスが続けば、せっかくの好機も無駄になってしまいます。

だからこそ、一人ひとりが「良いパスを回す」意識を持つことが大切です。
その意識が、結果的に営業全体の成功率を上げ、チームの成長に繋がります。


最後に

成功する営業は、一つひとつの工程を丁寧にこなすことを意識しています。
レシーブの段階で適当に受け取ると、トスが乱れ、アタックが決まらなくなる。
逆に、レシーブを丁寧に行い、トスを的確に上げれば、アタックの成功率は自然と上がります。

営業も、スポーツも、チームで戦うものです。
バレーボールのように、流れを意識して、確実にポイントを取れるプレーをしていきましょう。

そして、私たちKANATAは、ただの「パス回し」ではなく、確実に決まるアタックを生み出せる環境を提供し続けていきます。


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