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「ノー」という練習
「ノートレ」しています。
☆★☆★☆★
私は今、ノートレをしています。
ええ、「脳トレ」じゃなく「ノートレ」。
つまり、
「ノー」という練習です。
実はつい今朝になって、そのことに気づいたのです。
私は最近、「生まれ変わって完全に自由に生きていく」と決めたところなのですが、それを進めるにあたって、どうやら少々課題が残っているようなのです。
それが、
罪悪感ゼロで「ノー」と言うこと。
*
というのも、私はものごころついてから今の今まで
「断ることは悪いこと」、
「『できない』と言ってはいけない」、
※「できない」と言うこと=「負けること」とも思っていた
「『ノー』と言うには相手が納得できるだけの理由が必要」、
そして…
「とりあえず『イエス』と言うことが愛である」と信じ込んでいたのです。
何の疑いもなく。
最近「ありのままで生きていくために時には『NO』ということも必要だ」と理解できるようにはなりましたが、それでも時々、言わば定期的に
「NO」と言わなければならない状況が起きるのです。
それも、判断に迷う微妙なシチュエーションで。
♪︎♪︎♪︎
例えば、今自分が興味を持って取り組んでいることに関する情報であったり、SNSに「いいね!」やフォローをしてくださる方からの提案。
これは非常に判断に迷います。
自分に好意を持って、おそらく相手が良かれと思って言ってくれていることに今一つピンとこない時、あなたならどうしますか?
今までの私は
「悪い人じゃなさそうだから、礼儀としてとりあえず提案を受け入れるべきではないか。」
と考え、無理して
「こちらこそよろしくお願いします😃!」などとわざわざ絵文字まで使って、
いかにも「喜んでいるようなフリ」をして対応していたのです。
しかしその結果、なぜか翌日から
「私の愛しい人、今何をしていますか?」という、思ってもいなかった内容のメッセージが届き始め(その方は外国の方でした)、
「あちゃー!完全にミスった(>_<)!」と気づきました。
この時はすぐにブロックをして、何とかそれ以上の接触をしないで済みましたが、
この経験を経て私は「はっきりと『NO』を言う重要性」に気づいたのです。
しかし、その後も時折「途中から様子がおかしくなってくるパターン」に出くわすことが何度かあって、さすがに「ん?これってなんかのサインじゃ?」とやっと真面目に向き合う気になったというわけです。
なぜなら、
「生まれ変わった私には、もうおかしな人は寄ってこないはず」という妙な自信があったからです。※その相手を責めているのではありません。
それなのに「NO」と言わざるを得ない状況が訪れる、ということはそこが私の「ウイークポイント(弱点)」だということです。
☆★☆★☆★
今までの私は「THE」を付けてもいいくらいの完璧主義でした。
だから、何か目標ができたらそれを「完璧にこなすこと」に命を懸けてきたのです。
学校のテストや資格試験でも100点、なんだったら「120点」をとるくらいの勢いで勉強していました。その時の勉強方法はなんといっても・・・
同じ問題を何回も繰り返すこと。
それは
「1回正解したくらいでは身についたとは言えない。連続3回は正解しなければ次には進めない。」という、シンプルかつめちゃくちゃストイックなやり方でした。
実際、その勉強法はまぁまぁの効果がありました。
ただ、「やらなければならない。」というある種の「使命感」のようなものがあったせいで、その時の私はそれこそ「人も寄せ付けないほど」殺気立っていただろう、と思います。
なぜなら私は、試験やテストを受けるからには「人も驚くような良い結果」を出さなければ、価値を認めてもらえないと思っていたのです。
つまり、自分の存在価値を。
でも、最近になって気づいたことがもう一つあります。
それは「私は勉強するのがスキなんだ♡」ということ。
しかも、自分のやり方(同じ問題を繰り返す)で確実に身についていくことを知っていた私は、実はその「身についていく感覚」を楽しんでもいたのです。
**
「ノートレ」に話を戻しましょう。
私は人生において必要なスキル、「“NO”と言う力」を完全に身につけるために今、同じ問題を何回も繰り返し解いています。
でも、3回続けて正解すれば次に進めるとわかっている(というか自分でそう決めた)ので、たぶん「ノートレ」もあと1問で終了。
だから以前のように、
「あぁ!なぜ私にはこんなにも不運なことが次から次に起こるのだろう!」などと嘆いたりはしません。
「これは私に与えられた使命だから、なんとしてもクリアしなければならない!」と殺気だつこともありません。
むしろ、「暇だからもう少し『ノートレ』しよっかなー?」くらいの余裕を持って、楽しんじゃえばいいんです。
罪悪感なく“NO”と言えるようになれば、
もし人から“NO”と言われることがあったとしても、いちいち傷ついたりせず、すんなり受け入れられるようになるでしょう。
そして、
“NO”とはっきり意思表示してくれた相手に対して、感謝さえできるようになるでしょう。
そんな聖人のようなことができるようになるとしたら。
なんだか、とってもワクワクしてきませんか?
☆★☆★☆★☆★☆
もうすぐクリスマス。
さぁ、あなたも「ノートレ」して「聖人」になりましょー。
St.Kana(予定)より。
♡♡♡最後までお読みいただき、ありがとうございました。あなたの幸せのヒントが見つかると嬉しいです^^!
いっっぱいの愛をこめて。♡♡♡
桑田華名(文・イラスト)
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