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3回目で、初めての学祭─大学は救いなのか?─

3回目で、初めての学祭─大学は救いなのか?─

 嬉しいことも確かにあった。でも、たまらなく悔しかった。そんな学祭だった。

小さな1歩 3度目の学祭が終わった。しかし、健康な状態で迎えるのは今回が初めてである。どういうことかと言えば、過去2度の学祭は精神疾患が影を落とし、秋になると体調を崩して休学するということを繰り返していたので、健康な状態で学祭を見るのは今回が初めて、という具合である。秋になると体調を崩すというジンクスを抱えた僕にとって学

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無職、20歳、童貞。──愛とキモ──

無職、20歳、童貞。──愛とキモ──

思いは拗れる。

 恋愛というのは恐ろしいものである。人の心を一瞬で奪ってしまう。過去好きだった人との思い出というのは時間の長短を問わず、楽しいことも悲しいことも記憶の中にずっととどまっていて、いつまで経っても忘れられないこともあるし、引き摺ることもある。流血沙汰になることだってある。流血沙汰以外は全て私の話です。

概要 この記事は恋愛2敗、交際経験なし、大学1休1留の20歳童貞が、克明に覚えて

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復学・レポート(2nd)-精神疾患と大学生活

復学・レポート(2nd)-精神疾患と大学生活

万物は流転する。

2回の休学、そして留年を経て、僕は再び大学2年生をやっている。休学や留年をしたことによるメリット・デメリットや現在の実感、将来への思い・不安などについて、ありのままを語っていきたいと思う。

現在の所感意外と楽な今期

前期の今のところは授業のコマ数も減らし、留年し演習系の授業は去年までで取ってしまったため特になく、今までで一番時間も余裕もあるし、初めて全休を作ることに成功、抽

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休学生活2nd-狂気との戦い-

休学生活2nd-狂気との戦い-

 適応障害で二度目に休学してから半年が経とうとしている。状況はさほど芳しくない。

 一番ひどかった頃ほどではないが、昼間眠くなるのに夜は眠くならず、睡眠薬を飲んでなんとか眠る。寝ようと思っても起き上がることが出来ず、寝たい時間の2時間ぐらい後になってからやっと自分のなけなしの力を振り絞り、髪を乾かし、歯を磨き、布団に入る、そんなような生活が続いている。

 動くとすぐ息切れする。メモしないとすぐ

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閉塞感-2度休学して-

閉塞感-2度休学して-

二度の休学 人生に追い風が吹いていたこと。ない訳ではないが確実に頻度としては少ない。それどころか追い風の方が多かった。気付けばピンチ。僕のことを簡単に紹介しておくと、進学校で勉強についていけなくなったのと友達が出来ず、ストレスで過敏性腸症候群と社交不安障害を発症、一度辞めかけたもののなんとか卒業したのだが、一回目はベッドから起き上がれず、二回目は倦怠感で大学を休学、1年生の時の必修科目を取れず、遂

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災難山岳部

災難山岳部

僕は高校時代、山岳部に所属していた。このアカウントの他の記事を読んでいる人ならわかると思うが、僕は高校時代友達もまともにいなかったので、せっかく親に高い山岳用品を買ってもらって山岳部に入ったのに、結論から言えば、正直つまらなかった(お父さんお母さんごめんなさい)。喋る相手がいない。普段の練習は遠くまで走り込むだけ。
そして、さまざまな不幸も舞い込んだ。今回はそんな不幸体質を語っていこうと思う。

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