Kamo

西の方でベース弾いてます。 主にエフェクターのレビューと日本であまり知られていなそうな…

Kamo

西の方でベース弾いてます。 主にエフェクターのレビューと日本であまり知られていなそうな海外アーティストの紹介等を書いています。 記事は一応の値段設定をしていますが、基本無料です。面白かったら投げ銭をいただけると喜びます。 原稿依頼も大歓迎です(一応もう少しかたい感じでも書けます)

最近の記事

【機材レビュー】MONO VERTIGO ULTRA ELECTRIC BASS GUITAR CASE –重いなら持たなければいいじゃない?–

今回は、前回に引き続きMonoのフラッグシップであるUltraシリーズ、「MONO VERTIGO ULTRA ELECTRIC BASS GUITAR CASE」のレビューをしたいと思います。 結構な詳細なレビューにしたつもりなので、最後まで読むのは大変かもしれません笑 なので最初にまとめてしまうと、このギグバッグは ・「予算にある程度余裕があって、しっかり楽器を保護したいけど、ハードケースはちょっとなー」って人、 ・重い楽器を背負うのがとにかくつらい人 にオススメできる

    • 【機材レビュー】MONO FLYBY ULTRA 〜2in1機材用バックパック〜

      お久しぶりの更新です。 最近、Monoのバックパックとギグバックを買って1ヶ月ほど使ってみたので、それぞれレビューしたいと思います。 今回ご紹介するのはこちら、MONO FLYBY ULTRA。 MONOは楽器ケースでお馴染みですね。 まず最初に、このバックパックは こんな人におすすめ ・しっかりと機材を保護して持ち歩きたい人 ・機材を持ってのハードな移動が多い人 となっています。 反対におすすめしない人は ・機材を持ち運ぶわけではない人 ・体格が小さい人 日

      • 言葉と音楽の現在 〜Amir Slaiman(アミール・スレイマン)〜 [アーティスト紹介]

        前回書いたマリカ・ティロリアンの記事が予想外に多くの方に読んでいただけたようで、驚いています。 そんなわけで調子に乗ってまたお気に入りアーティストの記事を書いてみました! 今回のアーティストはアミール・スレイマン(Amir Slaiman)! アミール・スレイマンとは早速ですが、みなさんはアミール・スレイマンをご存知でしょうか? ロバート・グラスパーの最新アルバム『Black Radio3』の冒頭の曲「In Tune」で朗読をしているアーティストといえばピンと来る方も

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        • ルーツと越境性〜Malika Tirolien (マリカ・ティロリアン) 〜【アーティスト紹介】

          お久しぶりです。 だいぶ間が空いてしまいましたが、今回は久しぶりにお気に入りのアーティスト紹介を書きたいと思います! マリカ・ティロリアンとは今回ご紹介するのは、カリブ海にあるフランス領グアドループ島出身で、現在はカナダを中心に活動しているアーティスト、マリカ・ティロリアン(Malika Tirolien)です。 Snarky Puppyのリーダーでおなじみのマイケル・リーグが主催するレーベルGroundUP Musicに所属していることからも、耳にしたことのある人は多いの

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        【機材レビュー】MONO VERTIGO ULTRA ELECTRIC BASS GUITAR CASE –重いなら持たなければいいじゃない?–

        • 【機材レビュー】MONO FLYBY ULTRA 〜2in1機材用バックパック〜

        • 言葉と音楽の現在 〜Amir Slaiman(アミール・スレイマン)〜 [アーティスト紹介]

        • ルーツと越境性〜Malika Tirolien (マリカ・ティロリアン) 〜【アーティスト紹介】

          【エフェクターレビュー】Amptweaker/Bass Tight Fuzz Tim Lefebvre Signature

          エフェクターレビュー第8回はアメリカのAmptweakerのBass Tight Fuzz……、のTim Lefebvre Signatureです。 Amptweakerは元々Peaveyのエンジニアで5150とかの製作に関わっていたJames Brownという方が2009年に作ったメーカーだそうです。 日本ではあまり有名ではない気がしますが、たぶんベースよりもギターの方ではもうちょい馴染みがあるかも?どうなんでしょう? Bass Tight Fuzzとティム・ルフェーヴ

          【エフェクターレビュー】Amptweaker/Bass Tight Fuzz Tim Lefebvre Signature

          パリの老舗ジャズクラブ、New Morning(ニュー・モーニング)

          前回はパリの楽器屋街Pigalleについて書きましたが、なにやら予想以上に多くの方に読んで頂けたようで驚いています。 なんと公開後一ヶ月も経つ頃には今までの記事を抜いて閲覧数個人記録に…!恐るべしパリという土地の魔力。 そこで、やっぱり海外の音楽ライフに興味がある方は多いのではないか?ということで(味をしめてしまったので)、今回はパリのジャズシーンの聖地の一つ、New Morningについてお届けしたいと思います。 New Morningはパリ市の北側、10区のChâtea

          パリの老舗ジャズクラブ、New Morning(ニュー・モーニング)

          パリの楽器屋街Pigalle(ピガール)

          今回は続くかわからない唐突な企画、「世界楽器屋歩き」お送りしたいと思います! 第一弾はフランス、パリの楽器屋街Pigalle(ピガール)です。 急にどうしたのかというと、以前なんとなくパリの楽器屋の写真をTwitterにあげたところ予想外にたくさんの反応を頂けたので、もしかしたら需要あるのかな?ということでちゃんと書いてみることにしたというわけです。 演奏動画とかNoteの記事はこんなにバズらないんですけどね! というわけで、↑のツイートにも書いてあるとおり、パリで御

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          【アーティスト紹介】Lous and The Yakuza

          せっかくNoteを始めたし最近気になるアーティストなんかも紹介してみたいなーと思っていたので、書いてみることにしました! というわけで、第一弾はLous and The Yakuza(ルス・アンド・ザ・ヤクザ)です。 なお、Lous and The Yakuzaについては、Rさんという方が早くから記事を出されているので、ぜひ読んでみてください。リンクはこちらから。 まずはこちらの動画をどうぞ。 第一弾にLous and The Yakuzaを選んだのは、やはりNPRの人

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          【アーティスト紹介】Lous and The Yakuza

          【エフェクターレビュー】Mantic Effects/Hulk

          第7回はアメリカのMantic Effectsさんのサブハーモニックブースター、Hulkです。 Mantic Effectsは超個性派なペダルを作ることに定評があるメーカーさんですね。ローとハイのブーストがエゲツないディストーションVitriolだったり、もはやわけのわからない音がでるFlexなんかを作っています。変態性に隠れがちですが、実は独特の美しさのようなものがあるのが魅力です。 Vitriol。ふつうにカッコよくないですか!? Lowのブーストがエゲツないです。欲

          【エフェクターレビュー】Mantic Effects/Hulk

          【エフェクターレビュー】Fairfield Circuitry/Randy’s Revenge

          第6回はFairfield Circuitryさんのリングモジュレーター兼ヴィブラート/トレモロ、Randy’s Revengeです。 Fairfieldさんはカナダのフランス語圏ケベックのメーカーさんで、アナログにこだわった個性的なペダルを作っています。 ちなみにカナダは英語とフランス語が公用語ですが、ケベック州はフランス語のみが公用語。法律でもフランス語を保護するための項目が定められていて、例えばケンタッキーフライドチキンがKFCではなく、PFK(Poulet fri

          【エフェクターレビュー】Fairfield Circuitry/Randy’s Revenge

          【エフェクターレビュー】3 Leaf Audio/Octabvre MKII

          第5回は3 Leaf Audioさんのアナログオクターバー、Octabvre MKIIです。 3leafさんはアメリカのメーカーで、ビルダーさん本人もベーシストのようで、エンベロープフィルターやシンセライクなファズなんかも作っています。他のも欲しい。 今回するOctabvreは私が敬愛するベーシスト、ティム・ルフェーブル(Tim Lefebvre)さんのシグネチャーモデルになります。(本人の有料チャンネルにも登録してます!) ティムさんは特にデビッド・ボウイの最後のアルバ

          【エフェクターレビュー】3 Leaf Audio/Octabvre MKII

          【好きなベーシスト紹介】ジャコ・パストリアス

          なんとなく思いつきで好きなベーシストを紹介する記事を書いてみたくなったので、やってみようと思います。
 第一弾はみんな大好きジャコ・パストリアスです。 ジャコの話はすでにたくさん語られていて他にも紹介は日本語でもたくさん見つけられると思うので、今さら何を書くのかって話なのですが、今回はジャコの演奏ってチェロっぽいよね、という話をしてみたいと思います。 一般的にジャコを紹介する言われる言葉はやっぱり、 ・これまでのエレキベースの常識を超えた革新的なテクニック ・フレットレ

          【好きなベーシスト紹介】ジャコ・パストリアス

          【エフェクターレビュー】Lateral Phonics/Seamark Reverb

          第4回は引き続きLateral Phonicsさんのペダル。今回は“アナログ”スプリングリバーブ、Seamarkです。 アナログということで、Seamarkにはマジモンのスプリングが入っています。そのため筐体はちょっと大きめです。スプリングリバーブはギターアンプに入っていることもあるので、ギタリストの方には比較的馴染みがあるかもですね。 そしてアートワークが相変わらずカッコいい! LEDが灯台のライトのところにあるのもオシャレ! 
さて、このSeamark、ペダルタイプの

          【エフェクターレビュー】Lateral Phonics/Seamark Reverb

          【エフェクターレビュー】Lateral Phonics/Deadman Monochrome Edition

          エフェクターレビュー第3回。 今回はロシアはモスクワから、Lateral Phonicsさんの限定ファズ、Deadman Monochrome Editionです。 このメーカー、日本で使っているの自分だけなんじゃないかと正直思ってます。 でも実はフランスでは結構人気で、ニセモノが出回るくらいだったりします。たぶんフランスで有名なレビュアーのNico Chonaさんが自分の音作りのメインとして使ってる影響ですね。彼は最新のアルバムだと、今回紹介するDeadmanの通常版をX

          【エフェクターレビュー】Lateral Phonics/Deadman Monochrome Edition

          【エフェクターレビュー】Kasleder FX/Time Trap

          第2回は引き続きハンガリーのペダルビルダーKasleder FXのペダルになります。今回はアナログディレイ、Time Trap。 ポール・マッカートニーがKaslederさんのペダルを使ってるということは前回書いたと思いますが、それがこのTime Trapの前身になったTime and Againです。Time Trapはその後継機ということですね。 このペダルはそのままシンプルなアナログディレイです。 もう本当にシンプル。ディレイタイムも300msまで、タップテンポもモ

          【エフェクターレビュー】Kasleder FX/Time Trap

          【エフェクターレビュー】Kasleder FX/Freaky Stone

          エフェクターレビュー第1回はハンガリーのペダルビルダーKasleder FXのファズ、Freaky Stoneです。 ブランド名は製作者のKasleder Albertさんの名前から来ています。ちなみにハンガリーは日本と同じで苗字→名前らしいですね。 Kaslederさんは、ポール・マッカートニーが使ってることでおなじみのバイオリンベースを作ってるHöfnerで働いていたビルダーさんです。Kaslederさんのエフェクターはポールのボードにも使用されているそうです。ポールフ

          【エフェクターレビュー】Kasleder FX/Freaky Stone