かみや塾〜おとなの家庭科塾 神谷よしえ

「かみや塾〜おとなの家庭科塾」始めます。 百年先まで続くしあわせな食卓の風景をめざして、食や生活のさまざまなま知恵をお伝えします。 「おにぎり神谷」にぎりびと。「一流のゆずごしょう」マダムゆず。調味料ソムリエプロ。

かみや塾〜おとなの家庭科塾 神谷よしえ

「かみや塾〜おとなの家庭科塾」始めます。 百年先まで続くしあわせな食卓の風景をめざして、食や生活のさまざまなま知恵をお伝えします。 「おにぎり神谷」にぎりびと。「一流のゆずごしょう」マダムゆず。調味料ソムリエプロ。

最近の記事

おしょうゆごはん

日本の代表的な伝統調味料におしょうゆとおみそがあります。 私が調味料マイスターになったときに、おしょうゆのことを学び 感動したのを覚えています。 何しろ知らないことだらけ。 ちなみに今年は、調味料講座を各地で開催する予定です。 そのおしょうゆで炊くごはんが絶品なんですよ。 しょうけごはんとか、茶めしなどど呼ばれたりもしますが これさえ炊けたら、炊き込みごはんは間違いなく上手になります。 おにぎりにしてよし、焼きおにぎりにしてよし、それを出汁茶漬けにしてもいいのよね。

    • みかんごはんの季節

      「みかんごはん」って知ってますか? 愛媛では給食で出ると聞いています。 水道の蛇口からみかんジュースが出るみかんの産地なので、みかんの需要が大きいとは知っていましたが、初めて聞いた時は、「えっ〜、おいしいの?」って思ったものです。 皆さんも「えっ???」と思ったことでしょう。 といってもご当地のみかんごはんはまだ未体験ですが、熊本のみかん産地玉名のお母さんたちに頼まれで「みかんごはん」のレシピを作りました。 フレッシュなみかん果汁と、安心安全なみかんの皮、そしてアミエビ。

      • 小豆が恋しいころ

        この時期は、なぜか小豆が恋しい。 ぜんざいや、あんこ、小豆粥、お赤飯。 小豆を洗って、渋抜きをしたら、水筒に入れておけば簡単に煮上がる。 赤飯を作るときも、透き通った赤色の煮汁が出てくると それだけでお祝いの気分になる。 粒がしっかりあるぜんざいも大好きだけど、つぶしてあんこになったものも大好き。 小豆粥もなんともほっこりする。 小豆を食べるとホッとするこの季節。

        • ごはん大好き

          facebookページで「ごはん大好き」を始めたのは2014年8月8日。 一番多い時で69000人のフォロワーがいたものの今でも59000人ぐらいはいつも見ていてくれる。しかも47.49カ国くらいの人が。 中でも、おにぎりを握るのが大好きで、おにぎりを毎日握り続けた「おにぎりチャレンジ」なんかもやっていたなぁ。 おにぎりは人をしあわせにする、そういつも思いながら握っている。 そして食べてくれる人がいてこそのおにぎり。 毎週末、佐賀嬉野和多屋別荘でおにぎり神谷でおにぎりを

          七草過ぎて

          昨日は「人日の節供」でした。 七草粥の投稿を、多くのSNSで拝見しながら、とても不思議な気分になりました。 かつては、母や祖母を七草を探して歩いたもの。 その時は、まとめて手に入るといいなぁと思ったものの 今日のように、スーパーなどで簡単にパックの七草が手に入るようになって、それが当たり前になってくると、それでいいんだろうかと思ってしまいました。 しかもそのお値段たるや・・・。 七草の時に登場する、ミニチュアの大根やかぶ。 おせちに小蕪を探しても手に入らないのは、七草ようにな

          人日の節供 七草粥

          2023年1月7日 気がつけば、あっという間にお正月気分が抜けての七日。 昔の人はよく考えたもので「七草粥」。 なんとも癒されます。 最近ではスーパーでパックになったものを売っていますが 子どもの頃には、母や祖母と探して回っていました。 お粥さんは、コトコト、お米からゆっくり炊き上げると格別です。 今日は「おにぎり神谷」ですが 七草粥もお出ししました。熱々のお粥さんを含むとホッとしますよね。 「人日の節供」でもあります。 「上巳(桃)」「端午」「七夕」「重陽」と比べると、

          小寒の候

          おせちが終わる頃 毎年のことだけど、おせちがそろそろ片づく頃。 煮〆はちらしずしの具になるべく、小さく刻まれて 彩り梅にんじんや、手鞠麩に、難点の葉っぱなんかも載せて華やかに。 残った食材が気になる きんとんに使ったさつまいももクチナシも、きなこもある。 とくれば、「そらきたもち」 もちというものの、餅は入っているわけではなく 「そら、来た!」(すぐ来るよ!)という時にあっという間にできるさつまいものおまんじゅうみたいなものかな。 そしてぜんざいが食べたくなる。 最近

          おせち考

          小寒 お正月三賀日にも終わって、仕事はじめ。 そして今日は、もう小寒です。 やっとゆっくり、おせちのことを振り返ることができそうです。 毎年作りながら、終わったそばから反省をして 来年のおせちはこうしようと思うものの たいていは忘れています。 ということで書き記しておくことにしました。 カバーのおせちは昭和50年代前半のもの。 今となっては記憶は定かではないものの 多分、何かのお祝いがあったのだと思います。 祝い鯛に、ムール貝までありますから。 近いうちに母の手帳でも探して

          2023年はじまります。

          あけましておめでとうございます。 今日4日が、多くの皆さんは仕事はじめなのではないかと思います。 制限のない今年のお正月は、とてもにぎやかに見えました。 私は、元旦から佐賀嬉野の和多屋別荘にて「おにぎり神谷」のカウンターに立って、お客さまをお迎えしていました。元旦からお仕事をするのはとても久しぶりです。 この「おにぎり神谷」については、またお話ししますが、私はおにぎりを握っています。 昨年3月から掲げた「ライスツーリズム」その一環です。 何しろ昨年はおにぎりを本当によく握

          高菜油炒めおにぎり #おにぎりチャレンジ #ごはん大好き #にぎりびと #おにぎり神谷 #ライスツーリズム https://www.instagram.com/p/Cb1e76FLUMA/?utm_medium=share_sheet

          高菜油炒めおにぎり #おにぎりチャレンジ #ごはん大好き #にぎりびと #おにぎり神谷 #ライスツーリズム https://www.instagram.com/p/Cb1e76FLUMA/?utm_medium=share_sheet

          踊り場タイム

          今日近くを歩いていたら、いつのまに葉桜になっていたので、慌てました。季節の移り変わりの早さを感じているところです。桜を眺める季節ですね。あっという間に、3月も半ばを過ぎました。 よしえ食堂ができるまでということでその過程を綴っています。今日はこのところの心境をつづってみたいと思います。  (写真は、工房のプラムの花です) 親の役割 先週お話ししたように、娘は中国に巣立っていきました。コロナ禍にあって向こうではホテル隔離中ですが、順調に日々を送っているようです。今は便利な時代

          つなぐ

          今週も火曜日投稿です。今日は新たなスタートの日になりました。糸島に行って、海を眺めながら、癒される時間でもありました。 よしえ食堂ができるまでということで毎週、その過程を綴っています。今日はその新たなスタートの話を伝えたいと思います。 巣立ち 実は今日、娘が社会人として巣立って行きました。ふつう、社会人になることはそこまで実感はないものだと思っていました。卒業式に列席して胸が熱くなったり、入学式に出て感じる気持ちの昂りだったり、それが親として巣立ちを感じる実感だと思っていま

          風を生きる

          一日遅れの投稿になりました。昨日があまりに密度の濃い1日になったので、もろもろを醸成中です。 いよいよ3月は始まりました。毎週私の半生を振り返りながら、新たな道を歩き始める様子を綴っていますが、今日は、これからの時代を乗り切る私のあり方をお話したいと思っています。 風の時代 最近世間でよく言われるようになった「風の時代」。占星術の世界では星の巡りからそう言われていたそうですが、この「風の時代」が今から200年続くのだとか。そのためのいろいろなことのシフトが起きているのだそう

          食を伝える

          風がとっても強いものの、今日は5月並みの暖かさとか。春が来るのはとてもうれしいものです。桜が待ち遠しいですね。気がつけば来週は3月です。毎週月曜日私の半生を振り返りながら、新たな道を歩き始める様子を綴っていますが、今日は、このところ自分の中にできつつある軸についてお話しします。   おにぎりを伝える  先日、オンラインでおにぎり講座を開催しました。お目にかかる方はほとんど初めましてで、10数名の方にご参加いただきました。ありがたいことに、子どもさんも一緒だったり、移動中や

          居場所

          ここ数日は、とっても暖かくてつくしは顔を出し、菜の花がたくさん咲いて、梅の花も満開です。明日からは冷え込みが予想されているようですので、どうぞくれぐれもお気をつけください。毎週月曜日私の半生を振り返りながら、新たな道を歩き始める様子を綴っていこうと思っているこのページ。さて、今日は新たな一歩の話です。 大掃除から 私の拠点である台所だけの建物「生活工房とうがらし」は、1997年にできてから23年以上の月日が過ぎました。できた当時は、住宅専門雑誌やライフスタイル系の雑誌、新聞