ワイと助手〜完璧を求めると面白みがなくなる〜
ワイ「こんにちは。」
助手「こんにちは。ってか久しぶりだね。」
ワイ「そうですね。お元気ですか?」
助手「私たちを登場させないのは主のサボりだと思います!」
ワイ「たぶんネタが浮かばなかったんでしょう。察してあげて下さい。」
助手「で、久しぶりになんで私たちが登場させらたんだろ?」
ワイ「今日のネタを書きながら、一人語りだとしんどいと感じたらしいですよ。」
助手「都合いいように使われてる気がして気分悪いよ。」
ワイ「都合のいい女。」
助手「なんか意味が違うけどね。」
ワイ「実は昨日社員旅行行ってきました。」
助手「そうなんだ。楽しかった?」
ワイ「そうですね。昼間から酒飲めますし。」
助手「欲望の赴くままに生きてるよね。ってお酒辞めたって言ってなかったっけ?」
ワイ「言いましたよ。」
助手「ダメじゃん。」
ワイ「なぜです?」
助手「一度決めたことは全うしなさいよ。」
ワイ「考えてみて下さいよ。自分に厳しく、決めたことを完遂するのって心の健康に悪いと思いませんか?」
助手「すっごい都合のいい考え方。」
ワイ「心身を労るために酒を辞めたのに、我慢して心を痛めてしまっては本末転倒ですから。」
助手「アナタって自分に甘いよね。」
ワイ「違いますよ。今の自分にとって何がベストを追求した結果と言って欲しい。」
助手「でも世の中見渡したら自分に厳しく律している人もいるよ。」
ワイ「人は人。自分は自分。」
助手「言ってて恥ずかしくない?」
ワイ「まったく。」
助手「聞いてるこっちが恥ずかしくなってきたわ。」
ワイ「完璧主義で全うできる人はすればいいんです。私にはそれができないので、自分にとって最適な生き方をしているだけです。」
助手「アナタらしいわ。」
ワイ「完璧を全うすることが目的では無いですからね。完璧主義の人って『完璧を全うする自分』が目的化しているのではなかろうか?」
助手「ぶん殴られるよ。」
ワイ「自分の身の丈にあった生き方って大切ですよ。」
助手「それはそうかもしれないけど。」
ワイ「行き過ぎた我慢は心身を破壊します。例えば極端なダイエットをした人が拒食症になったりするじゃないですか。」
助手「確かに。」
ワイ「行き過ぎた完璧主義は自分だけでなく周囲にも害を及ぼす。」
助手「どういうこと?」
ワイ「完璧であろうとするがゆえに周りにも同じレベルを求めようとする。」
助手「それは迷惑この上ない。」
ワイ「完璧であろうとするために”遊び”がなくなり、人間としての器の小ささを露呈してしまうのです。」
助手「なるほどね。」
ワイ「ギッチギチに詰め込まれて型にハマった人間って面白みがないじゃないですか。」
助手「確かにそうかもね。それってユーモアセンスや大人の余裕があるかどうかに関係しそうよね。」
ワイ「そうです。だから”遊び”は大切なのです。」
助手「なるほど。だけど今日はなんでその話しようと思ったの?」
ワイ「話ていてクッソつまんない人間がいたので分析してたらこのような結果が出たからです。」
助手「そうなんだ。けど10年くらい前のアナタって似たような感じだったよ。」
ワイ「え?」
助手「それではまた次回お会いしましょう。」