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ウトロ放火事件~ヘイトクライムを規制せよ
個人の所有物であり、プライバシーの問題もあるが、社会に警鐘を鳴らすためあえて掲載。 京都ウトロ放火事件の現場を視察。惨たらしい被害状況に怒りを新たにした。犯人は運動の象徴であった立て看板の倉庫を的確に狙って攻撃した。 ヘイトクライムだが、激情型ではなく、極めて計画性の高い犯行だ。
被害者弁護団によれば、犯人はインターネットでウトロを知り、ウトロ運動の象徴であった立て看板の格納場所を知り、そこを狙
スラップ訴訟について
レイシストをレイシスト、セクシストをセクシスト、トランスヘイターをトランスヘイターと論評すると、名誉毀損訴状が飛んでくるケースが増えた。所謂スラップ訴訟だ。
意見論評は原則的に名誉毀損にならないとの法理を確立しないと、差別に反対できなくなってしまう。
もともと名誉毀損法は、貴族の名誉を守るという、差別的な思想に基づいた制度であることに注意したい。名誉毀損法と反差別は本来相性が悪いのだ。
アメ
差別の被害者集団をどのように呼称すべきか。
差別問題で、最も重要かつセンシティブな問題は、差別を受けた被害者集団をどのように呼称すべきかという問題です。
アメリカ黒人の呼称として、かつて「ニグロ」が使用されました。マーティン・ルーサー・キング牧師の有名な「私には夢がある」演説では、「ニグロ」という呼称が使用されています。当時、黒人に対する蔑称は「ニガー」と「ブラック」であり、「ニグロ」や「カラード」が比較的マシな呼称として使用されていまし
自由法曹団員はトランスジェンダーの問題にいかに向き合うべきか。
ある自由法曹団員との対話
問・「こうした情報(LGBT理解増進法が可決すると男性が女性スペースに自由に入れるようになるとの情報)に触れたとき、不安を感じる女性がいたとしても無理もないことではあって、自由法曹団はその「不安」に寄り添うべきではないでしょうか」
答・いいえ。
私であれば、そのような場合、先に「こうした情報」の真偽を確認致します。そして、もし「こうした情報」が真実でないのであれば、
差別主義者との闘いは、俺自身の闘いであって、誰かの代理人ではない。
トランス差別問題についてシス男性は言及すべきでないと言う人ががいるとすれば、それは「トランス女性vsシス女性」という対立構造を作りたい人です。これだけは絶対に避けないといけない。 ここでの必要なのは、「(トランス)差別vs反差別」の図式です。
あらゆる差別問題に共通することですが、「差別する側vsされる側」という対立構造に持ち込まれてはいけないのです。これは差別主義者の罠に嵌ることです。 そうで