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発達凸凹の息子に向き合った日々⑮  ~半分幼稚園生~

私がこの5年弱、一番向き合ってきたのは間違いなく『息子』です。
息子は発達グレー。発達に凸凹があるタイプ。
今年の4月で小学生になります。
息子が療育に通い始めたのは1歳8か月の時でした。
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私は、療育の先生からも、もう少し療育を続ける事を勧められてショックを受けていました。

こんなに成長したと思っても、それは親から見た子供の成長であって、一般的にはもっともっと色々な事ができるのか。。。

そっか、そうだよね。。
娘の時とは全然違うもんね。。。

そう思いながらもあきらめられず、幼稚園のプレ保育に通いながら、幼稚園の先生に入園の相談をしていました。

入園したら迷惑をかけるかもしれないけど、、、
もしかしたら、クラスを抜け出してしまうかもしれないけど、、
できない事があると、心が折れて泣いちゃうかもしれないけど、、、

それでも入園できますか?

ここの幼稚園では、「YES」だったのです。

そもそも少人数の幼稚園なのですが、息子の時の入園予定が少なかったのも良かったのかもしれません。

「担任の先生のほかに、副担任も付きますし、最初の頃には私が横に張り付いて息子君のお手伝いをします。」
「息子君なら、慣れてきたらお手伝いも必要なくなると思いますよ。」

そんな風に言ってくれた幼稚園は息子の通った幼稚園だけでした。

療育の先生とも沢山話をして、ベテランの先生からは
「お母さんが息子君は幼稚園に行けると思うなら、行けるよ。」
「そんなに心配しなくても大丈夫だし、心配だったら、幼稚園にも療育にも通ったらいいんだよ。」
と、言われました。

私:「幼稚園と療育、どちらにも通っていいんですか?!」

ベテラン先生:「いいよ~。私が話を通しておくから。」

そんな裏技があったなんて~~~!!!

私:「ありがとうございます!その方向で次年度もお願いします!」

ということで、就園の年、息子は月曜・火曜は幼稚園に。水木金曜日は療育に通う事に決まりました。

就園については、沢山のママが悩んでいました。

私たち親子と同様に断られたり、療育の継続を勧められる親子もいました。

私たちのように、発達グレーなタイプもいれば、
はたから見たら困りごとが分からない子。
ダウン症だったり、すでに診断を受けている子もいました。

でもどんな子も大きく成長して変化をしているし、
療育というのは困りごとを減らすためにあるわけなので、幼稚園に入らない、入れないから療育に通っているわけではないんですね。

困りごとを減らして、(集団)生活を送りやすくする。
そのための療育なのです。


続きはまた書きます。。
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今は、よくしゃべる、どちらかというと落ち着きがない男の子。
お友達と遊ぶのが大好き。ゲームも大好き。外遊びも好き。
それでも、「定型発達」と言われる子たちよりは不安が強いかなと。
療育→幼稚園→発達支援を受けて、優しい子供に成長しました。



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