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「身体にいい」より「美味しい」が先!子どもが自然と手を伸ばす秘訣
こんばんは、かくゆきです。
子どもの偏食に悩んでいるなら
「体に良いから」をちょっと横において
あなた自身が「これ、おいしい!」
って思える食事を作る方がいいんです。
とあるママから聞いたのですが、
お子さんの偏食に悩んでいた頃、
「身体にいいから」
と野菜をたっぷり入れた
スムージーや薄味の煮物ばかり作っていたそう。
でも正直、ママ自身も
「うん、ちゃんとうす味!
(でもこれ、本当においしい?)」
と疑問に感じていたんです。
そんなある日のこと。
義実家に帰省した際、
義母が作った出汁の効いた煮物を
息子がペロリと平らげる姿を見て
しばらく固まってしまうくらい
衝撃を受けたのだそうです。
(いつもは絶対に食べない
ごぼうやれんこんまで食べたとか)
お出汁が効いていて、
そのママも心の底から美味しいと
感じられる煮物だったそうです。
義母の料理は決して砂糖や醤油で
しっかり味付けしてものではなく、
シンプルだけど出汁の旨味が効いて
心から「おいしい」と感じさせてくれたのです。
これは
「身体にいい食事=味気ない食事」という
思い込みがあったと気づく
衝撃的な出来事だったそう。
毎日食事を作っている母親としては
それなりにショックで、
それからは発想を転換し、
まず自分自身が心から
「おいしい!」
と思える料理を作るようにしたそうです。
特にお出汁。
お義母さんみたいに
昆布をと鰹の合わせ出汁を
きちんととって、というのはハードルが高い。
でも、
できることからしようと決め、
これまでの粉末のものから
出汁パックに変えたそうです。
それだけでも充分美味しくなりましたが
さらにその後、
昆布や干ししいたけ、かつお節などから
とった出汁を野菜炒めや煮物のベースに
使うように。
子どもが苦手だったごぼうなどの根菜も
出汁の旨味と合わせることで、
自然と食べてくれるようになり、
何よりも
「うす味でも本当に美味しい!」
と自分自身が感じられているそうです。
大人が本当においしいと思える食事は、
子どもも自然と手を伸ばすものです。
もちろん、大人が好む「大人の味」を
そのまま子どもに押し付けるのはNG。
例えば、
スパイシーな料理や苦味のある野菜は
子どもの味覚には刺激が強すぎることもあります。
でも子どもも大人も基本は同じ
本当においしいと思える料理は
心も身体も幸せな気持ちになりますね。
ここで大切なポイントを3つご紹介します
まず自分自身が「おいしい!」と思える味を追求する
出汁の旨味を活用して薄味でも満足感のある料理に
見た目も楽しく、食べる喜びを感じられる工夫を
子どもの頃の食体験は、
将来の食習慣に大きく影響します。
「健康だから我慢して食べなさい」ではなく、
「これ、すごくおいしいよ!」
と心から言える食事を家族で
共有することが、
食の楽しさを教えることになるのです。
後日談ですが、
出汁使ってお料理をするようになって
しばらくした頃、
保育園の先生から
「最近、(息子)くん、給食のお野菜も
モリモリ食べるようになりましたね」
と言われたそう。
家での食事の変化が、
園での食事にも良い影響を
与えていたようです。
まずは「健康第一」の固定観念から
少し離れて、家族みんなが
「おいしい!」
と笑顔になれる食事を
作ってみませんか?
それが結果的に、
楽しい食卓につながると信じています。
子どもの偏食改善には
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