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中国語の勉強を始めた理由👉一騎打ち

学校の授業で中国語を学ぶ傍ら、週に一度、中国の先生が教える教室にも通わせて頂いていました。


その教室の連絡先が、中国の先生と一緒に教室を開いている日本人の方で、その方を訪ねに行ったら、直接その中国の先生に、授業の日を聞いてほしいとのことで、場所を教えてもらい、そこに行きました。


そこで出てこられたのが、この先生です。男性で、年の頃もうすでに還暦を過ぎられていたかと思いますが、「北京のええおっちゃん+教養」のような、落ち着いた感じの、好印象が持てる方でした。

後から知ったのですが、元北京語言学院(今は学院が大学に変わっています)の、外国人に中国語を教える先生で、恐らく、何らかの理由で日本に来られ、日本の大学でも中国語を教える傍ら、教室も開いておられました。


で、日本語で質問したのですが、返ってくるのがほぼ中国語(アイヤ~!)勿論、かなり分かりませんでしたが、先生が根気よく話して下さったので、こちらもおやじギャグを練るときの集中力(?)で、次にいつ来れば良いかだけは何とか聞き取りました。


今から思い返してみると、この先生、話すのはとてもゆっくりですし、発音はさすが北京の中国語の先生だけあって、非常にきれいでした。この中国語を聞いて、ほとんど分からなかったわけですから、我ながら情けない。。。


という事で、何とか通い始めました。


その時に使っていた教科書がこの教科書でした。

                ↓

が、当時の私にとってはかなりレベルが高く、辞書ばっかり調べていたのを憶えています。


しかも、授業で先生が話されるのは95%以上全部中国語!


私のようなホヤホヤのド貧民にはついて行けるはずもなく。。。


なのですが、不思議と「もうだめだ」とか、「あきらめよう」とは思いませんでした。


多分、自分の中で、人とは違う特別な事をしているという、意味不明な優越感があったのと、勿論、先生の技量だとは思うのですが、あのゆっくりとした分かりやすい中国語、当時藁半紙だった、その辺の本屋さんでは手に入らない教科書、そしてその教科書の内容も、当然ですが中国に即したものが多く、そこから朧げに受ける中国の感じ等々が、授業があまり分からない私でも心地よく感じていたのだと思います。


今ではおこがましい限りで、人様に中国語を教える立場になってしまったのですが、こういう居心地のいい「空気感」を作る事って、とても重要なんだなぁと、今気づきました。(気づくの遅くない?)


多分、聞いても分からないけど教室に通ってみる、家に帰って辞書を調べる、ディクテーションの宿題もするという事を数か月繰り返していると、それが少しずつ繋がってきて、ド貧民なりに、飛躍的に理解力が上がり、今までヒーヒー言っていた学校のディクテーションが急に分かりだしてきて、書けない箇所がだいぶ減ってきました。


学校で使っていた教材は、実は中国の子供向けの童話が多かったので、どの教材を使っても、登場人物(いや、動物達)が違うだけで、動作や感情を表す言葉は簡単なもので、どの教材でも変わらず、小説のように、抽象的な概念や複雑な感情を、難しい言葉で表すことはありません。


この為、俺成長してるやん!と思っていたのですが、実は単に教材が簡単だっただけの話( 子供向けの童話です(笑))だとは、その時には露程にも知らず…


で、調子に乗って、中国語教室で使っている教材で、私がその教室に行く前にすでに授業が終わっていた最初の方から、ディクテーションをすることにしましたが…


全然歯が立たず、再びド貧民となった私でした。(笑)


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👉 中国で「あんた日本語上手いね」と褒められた中国語音声です(笑)

その1 “o”が消えるピンイン「iou」
その2 “e”が消えるピンイン「uen」
その3 “e”が消えるピンイン「uei」


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