介護お役立ち情報を発信する経緯
著者のプロフィール
株式会社東住吉介護センター
建林典夫(代表取締役)49歳
平成14年入社後、福祉用具担当で福祉用具プランナー取得。
平成17年より訪問介護を担当、平成26年まで管理者として従事する。
その間、平成19年に代表取締役就任し、現在に至る。
大阪で生まれ育ち、地域の皆様に育てて頂きました。
幼少期は祖父母、父母、兄弟、親戚と大家族で過ごし、独身時代、実家で祖父母との3人での生活を経験しました。自分勝手な祖父、認知症状の進む祖母との日々の中、家族介護の大変さを実体験しています。
近畿大学を卒業後、繊維会社へ入社し、父親の体調不良により退社し自営工具店を承継しました。
その後、父親が体調復調後に現在の介護センターを立ち上げました。
今は大阪府東住吉区で訪問介護連絡会(会員50事業所)会長として8期連続で努め、また東住吉区の介護保険関係者連絡会(全事業の連絡会が集まる会議体)の歴代議長も務め、現在は役員の一人として東住吉区の介護保険事業所のために精進しています。
他には平成23年から始めたデイサービス「リフレッシュくらぶ」が商店街内にあることもあり、地域貢献として商店街役員(専務理事)として、現在は東住吉区の商店会連盟青年部長として名を連ねています。
その後、平成26年には自分自身が脳幹梗塞に1年で2度発症し、右と左の半身麻痺からリハビリで回復した体験をする。
現在は以前と同じ生活を送り、疾病にある御本人や支える家族の大変さを知る一人として、地域の皆さんの相談窓口となる。
今回のメディアを立ち上げた経緯
家族や親族はもとより、地域のつながりでも良く介護相談を受けます。
また先輩後輩の親が70代になり、将来のために介護のことを聞いておきたい等の話があります。
私たち専門職は知ってるが故に、つい簡単な説明を省いてしまう事があります。
先日も親族と友人から2軒続けて親の事で介護相談がありました。
そこで最初に言われたのは「どうしたら良いかな?」といったものでした。
よく私たち専門職は介護保険や介護サービスの説明をしてしまいがちです。
ですが、皆さんの話をゆっくり最後まで聞くと、意図されているところは、サービス云々の前に「今後の生活環境が変わる事への不安」や「介護を使って生活をどうデザインをしていったら良いか」がわからなかったりすることが多いことがわかりました。
また最近はすぐにネット検索しますが、その導入の話まではなく、どちらかというと専門職が聞きたい事であったり、介護保険の説明でしかなかったりします。
相談があったお二人からも、知りたい時に自分で調べる気軽なネット環境を整えれないのかなー?
とあり、もっと気軽に相談・閲覧できる窓口を作りたいと思い、今回のメディア立ち上げとなりました。
株式会社東住吉介護センターのご紹介
株式会社東住吉介護センター
1999年10月26日設立
居宅介護支援、訪問介護2か所、福祉用具貸与、特定福祉用具販売、地域密着型通所介護2か所を運営
従業員73名(常勤19、非常勤54)
現在、ケアマネジャー5名、サービス提供責任者6名、ヘルパー41名と厚い層で東住吉区地域密着の在宅介護に徹底して展開中。
居宅介護支援は、ケアマネジャーが介護相談に乗り、介護申請を代行します。また、その人に合った各種介護保険サービスを使うためのケアプランを作成します。全て無料になります。
訪問介護は、ホームヘルパーがご自宅に伺い、買い物や調理、掃除等の家事援助やトイレや入浴の身体介助や通院の介助を行います。
福祉用具貸与は、福祉用具専門相談員が車イスや電動ベッド等のレンタルをします。貸与できる項目13項目あります。
特定福祉用具販売は、シャワーチェアやポータブルトイレ等の肌が直接触れるような福祉用具の購入になります。(これは1年間で10万円の助成が行政からあります)
地域密着型通所介護とは、10名の人数制限した小規模のデイサービスになります。
当社には2か所あります。
1)リフレッシュくらぶは、午前と午後に3時間と短時間で行うマシンを使ったリハ型デイサービスになります。
2)トワイライトは、昼12時から19時までとご家族のかご負担軽減や夜型の利用者の生活リズムに合わせたデイサービスになります。
相談サービスの紹介
ケアマネジャーは無料で介護相談をお受けします。
(個人情報保護に努めながらご相談に応じます。)
当事者とそのご家族の状況(金銭的、身体的等)をお聞きします。
その上でどんな生活を望んでいるかを確認した上で、
国の保証制度、介護保険サービスでできること、自費でできるサービス等をご紹介しながら
ご希望のライフプランになるように、お悩みに寄り添いながら進めていきます。
相談時間は儲けておりません。どんな悩みもお気軽にご連絡ください。
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