「日本のカレー」と「インドのカレー」はなぜちがう?自慢したくなる食べ物知識!
日本人に親しまれている「カレー」。家庭で食べることも、給食のイメージのある方も多いはず。ただ、インド料理屋でカレーを頼むと、また違ったカレーが出てきます。
「日本のカレー」と「インドのカレー」なぜちがうのか?
今回はその秘密を探ります!
・カレーの味はなぜちがう?
・日本はどうして、具だくさんカレー?
◆日本のカレーはどこからきた?
カレーはやはりインドから!
と思っていましたが、イギリスを経由して伝わってきていました。
ルートとしては「インド → イギリス → 日本」
「インド → イギリス」のきっかけは、18世紀インドがイギリスの植民地だったこと。
イギリスの総督が、インドから持ち帰ったことにより、まずはイギリスに伝わりました。
◆イギリスのカレー粉
そして19世紀頃、カレーが伝わったイギリスで「カレー粉」がつくられました。
日本とインド、カレーの味にちがいが出たポイントの一つがここ。
インドでは、カレー粉を使うのではなく、スパイスを調合してカレーをつくります。各家庭で、先祖から伝わるスパイスの調合がそれぞれにあるとも言われていますね。
それが、イギリスでカレー粉からつくるカレーができたことで、その後の日本とインドのものとで差が出てきたのです。
◆明治時代、カレー伝来
そして時は、明治時代。
明治維新の日本は、アメリカやイギリスなど海外との交流が活発になります。その流れの中、「イギリス → 日本」へと、カレーが伝わってきました。
当時は高価なものでしたが、その後国内産のカレー粉が開発されると、だんだんと庶民の間にも広まるようになります。
◆ゴロっとカレーは「北海道」
日本カレーのイメージは、やはりジャガイモやニンジンがゴロっと入っているところ!
これは、野菜豊富な「北海道」のカレーがベースになっています。
「少年よ大志を抱け」で知られるクラーク博士が開校した北海道の学校でも、いわゆるライスカレーが多く提供されていたそうです。
日本とインド、それぞれのカレー。
家庭カレーもやっぱり好きですが、スパイスにこだわったインドカレーを唐突に食べたくなる時、ありますよね!
最近は南インドのカレーも人気ですので、今のうちにお近くの店を探してみてください♪
(諸説ありますので、その一つとしてお楽しみいただければ幸いです!)
〈追記〉
インドカレー屋さんで働いている人、ほとんどネパール人なのはなんでだろう…?
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