どん亭スペシャルを君は知っているか?
はいさい!ケイチェルおじだよ。
唐突だが、どん亭っていう牛丼屋を知っているかね?
まー、沖縄県民か神奈川県民以外は知らんと思う。いや、沖縄県民と神奈川県民でも知らない人は多いかもしれない。
お店の沿革について詳しくは知ってるわけではないけど、なぜか那覇に3店舗、川崎に2店舗あるという謎の牛丼チェーン。社長が与論島出身の人で、1980年代に沖縄を足がかりに牛丼チェーンを開店し、関東に進出したらしい。一時期は東京にも複数店舗を構えるほど、かなり大きな牛丼チェーンだったようだ。今では那覇と川崎に計5店舗しか残ってないが、運営会社は安安っていう焼肉チェーンも展開しているらしい。
おいたんは那覇の店にも川崎の店にも行ったことがある。那覇では国際通りのど真ん中に店舗を構えていて、深夜までやっているので飲んだ後の〆にもってこいだった。沖縄そばも提供していて、それが牛丼屋のそばとは思えないほど異様に安くて妙に旨かった(残念ながら川崎の2店舗では沖縄そばは提供されていない)。その沖縄そばと牛丼のセットがいろんな意味で最強だったな。そして牛丼と沖縄そばのセットを頼むと沖縄そばが食べ放題になるクレイジーなサービスも一時期やってたらしい。おいたんはその頃には沖縄に行く機会がなくて、沖縄そば食べ放題を体験できなかったのが人生における大きな悔いのひとつだ。
そんなどん亭だけど、看板メニューは何と言っても「どん亭スペシャル」、略して「どんスペ」だろう。数年前においたんが川崎の高津店で食べたどんスペの写真がこちら。
カレーと牛丼のアタマのあいがけは「カレ牛」という名前で松屋が広めてポピュラーではあるけど、どんスペはカツカレーに牛丼のアタマをかけた子供の夢みたいなカレーだ。
さて、この夢のようなカレーを作っていこう。主な材料はこちら。
どんスペのカレールウ自体はシンプルなポークカレだと思うけど、牛こまが200gくらいあるので半分を牛丼、半分をカレーに使おう。
で、カレーの作り方はnoteご近所のクレイジーぽなちゃんこと「とにかく食でQOLを向上したいブログさん」のレシピで。ぽなちゃんがカレ牛作ってるのを見て、おいたんはどんスペのことを思い出したのだ。
飴色玉ねぎを作って、ニンニク・生姜のおろしとテキトースパイスを炒める。
牛肉を入れて炒める。
ロゼワインを少し。このメルシャンのロゼ、久々に不味いワインに当たった。なのでできるだけ料理で消費したい。
メルシャンも最近は赤と白は割と飲めるなあと思ってたんだけどね。パリにいるときは1ユーロ台のワインで満足してたおいたんが不味いって思うんだから、よっぽど不味いんだと思う(笑)
今回は肉も玉ねぎも存在感を消したいので、ローリエを入れて圧力鍋にかけます。
20分加圧したら、デミグラスソースとゴールデンカレーの固形ルウを入れ、5分ほど煮てトロみをつければカレーは完成。
トンカツは1枚だけなのでノンフライオーブンで作ります。
↑明日はカレーの残りをリメイクする予定なんだけど、卵液とパン粉も半分とっておく。
牛丼はりゅうじお兄さんのレシピで。ロゼワインも入れました。
お皿にご飯を盛ったら、カツを乗せてカレーをかけ、牛丼のアタマを乗せたらどん亭スペシャルのできあがり。
食べ始めてから福神漬け乗せ忘れてるのに気付いた。なんたる不覚。
何にせよめちゃくちゃ旨い。誰が何と言おうと最強のカレー。結局みんなこういうのが食べたいんだろう?おいたんが女なら、このカレーで100人中100人の男を落とせる自信あるよ。
ところでこのカレールウ、ぽなちゃんは「レトルトカレーみたいなカレー」と謙遜気味に言ってるけど、そんなもんじゃないよ。ホテルカレーとまではいかないけど、羽田空港とかに入ってる軽食スタンドのカレーくらいの旨さはあると思う。
カロリーが気になるところだけど、ご飯は少なめでジャガイモも入ってなくて低GIだし今日も2万歩以上歩いた後ジムで筋トレとスタジオプログラムまでこなした上に夕飯は食べてないから大丈夫(めっちゃ早口)
おわり。