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ミラノサンドBを自作してみたぞ!
チャオ!ケイチェルおじだよ。
「企業が作るものを家庭で再現するシリーズ」、先週の ビッグマックに続いて今週はドトールのミラノサンドだ。
果たしてミラノにこういうサンドイッチがあるのかどうかは不明だが、少なくとも日本国内では唯一無二の存在、それがドトールのミラノサンド。カフェ・サンドイッチとしてばかりか、ベーカリー・サンドイッチとしても他の追随を許さない、日本No.1サンドイッチだ(個人の感想です)。おいたんはBが一番好きだな。ほぼ9割Bを頼んでる。たまーにAか期間限定モノ。
以前の記事にも書いたことあるけど、何よりあのサクサク柔らかいパンが最高じゃない?専門のベーカリーですらあんなに素晴らしいサンドイッチブレッドを作れるところはないと思う。職場の同僚に元ドトールの社員だった人がいるんだけど、ミラノサンドのパンはドトールが独自に開発して専門の業者から卸してるパンらしい。
いつか作りたいと思いつつもどうやって作ればいいのか検討もつかなかったんだけど、先週YouTubeでMarinさんという方がミラノサンドを作られてた!
Marinさんのチャンネルは以前ピタパンを作ったときにもお世話になったね。どうもミラノサンドのパンは「ソフトフランス」というパンのジャンルらしい。言われてみれば確かにそんな形をしてるな。そしてMarinさんもミラノサンドB派なようだ。おいたんと気が合う。
さて、まずはそのサクサクブレッドから作っていこう。Marinさんのレシピの半量で、2本作るよ。
↑ソフトフランスなので元レシピは準強力粉なんだけど、わざわざこのために準強力粉買うのも何なんで、強力粉80g+薄力粉20gで代用することにしました。
量も少ないのでボウルで捏ねます。けっこうベタつく生地。
手につかないくらいにツルッとしてきたらバターを混ぜ込む。
今までの手捏ねを反省して、今回は優しく手の甲で転がすように捏ねてみた。そしたらグルテン膜らしきものもできたかな。
↓今までで一番つるんとした表面になった。
1時間ほど発酵させて、倍の大きさになったものをパンチして2等分します。
丸め直して20分ベンチタイム。濡れ布巾被せておきます。
20分後、1個ずつ平たくして、
麺棒で20cmほどに伸ばし、上下を折りたたみます。
さらに真ん中で畳んで、閉じ目をくっつけます。
閉じ目を下にして天板に乗せ、二次発酵。
↓40分後。
いい感じでぷっくりしてきました。強力粉をファサーして、クープを入れ、バターを挟みます。
210度で15分焼きました。
お、なかなかいい感じに焼けてる!?
このまま焼き立てを食べたい衝動を抑えつつ、この後ウォーキング&買い物に出かけました。
さて、ミラノサンドBの中身だけど、実はミラノサンドは毎年のようにリニューアルされてるって知ってた?コロナ禍前の普通に通勤してる頃はほぼ月イチくらいでドトールのお世話になってたおいたんだけど、そんなにしょっちゅう変わってたなんて全然気づかなかったわ。こちらのサイト↓に2008年からの変遷が載ってます。
これによると、Bの材料としてエビとレタスは常に不変。最近ではスモークサーモンも入りがち。ソースはバジルソースのときもあればアボカドペーストのときもあればタルタルソースのときもあるという感じ。稀にバルサミコ酢とかビネガーソースのことも。レタス以外に赤玉ねぎはだいたい入ってることが多いけど、ミックスリーフや水菜のときもあるようだ。
↓とりあえずウォーキングの帰りに、殻付き蒸しエビ、アボカド、赤玉ねぎなどを買ってきた。
スモークサーモンも入れる予定だったけど、手頃なのが売ってなくて断念。2014年頃のミラノサンドBに近いものを作ってみよう。
最初にパンを半分にスライスして軽くトーストし、下にマスタード、上にマヨを塗ります。
フリルレタスを敷いてアボカドマヨを乗せます。
殻を剥いた蒸しエビを乗せてバジルソースをかける。
最後に赤玉ねぎを乗せてできあがり。
ドトールのミラノサンドは斜めにカットされて出てくるんだよね。この真ん中から食べるっていうのも美味しさの秘密な気がする。
パンがサクサク!本物のミラノサンドみたいでビックリ!
そして味は完全にミラノサンドB。ドトールで食べてたのと全く同じ味。スモークサーモンが入る前の昔のミラノサンドだな。
1個じゃ物足りなくて、即2個目を作りました。ミラノサンドのお代わりなんて、みんなの夢でしょ?
反省点はあんまりないんだけど、パンを焼くときにクープに挟んだバターが溶けて下に流れ落ちて、パンの底が少しベタベタしちゃったのが残念だったかな。オリーブオイルの方が良かったかも。あとパンのサイズが本物はもうひと回り大きいかもしれない。
食感はかなりミラノサンドのパンに近いと思うんだけど、まさかドトールも準強力粉じゃなくて強力粉と薄力粉を合わせて使ってるんだろうか。それとも準強力粉を使えばもっと近づくのかな。
何はともあれここまで再現できるとは思わなかったから大満足。次はジャーマンドッグにチャレンジしてみようかな。ドトールはジャーマンドッグも独特で、コッペパンのような普通のパンじゃなくて、ソフトフランス系のサクッとしたパンだよね。以前自家製のソーセージとコッペパンでホットドッグを作ってたasさんあたりがまずは再現してくれないかな(笑)
おわり。