ともだち。
私にも友達、ちゃんといるじゃん。
そう気づいた今日この頃。
高校に上がってから疎遠になってしまっていた友人と連絡が取れるようになった。
久しぶりの再会もした。
何年も前に離れても3時間ずーっと話してた。なんてこともあった。
すごく不思議だった。
小学校、中学校、どれも遠ざけていたのは自分だった。
卒業してから体型も変わって、自分のことがいろんな理由で嫌いになって
今まで関わっていた人に今会ったら笑われちゃうかな、嫌われちゃうかなって不安で会いたくなかった。
みんなに胸を張って言えるような日々を送っているのかも不安だった。
学校を何度も休む私は怠け者に映るのかな。
不安定な私は嫌われちゃうかな。
実はそんなに馴染めていないの、知られたくないなあ。とか。
自分が恥ずかしくて、話したくても会いたくても言えなかった。
でも、向こうから
「会いたい」
「一緒に遊ぼ」
って言ってくれて
「久しぶり」
「なあんも変わってないじゃん」
って言ってくれて。
本当にありがとうの気持ち。
それと同時に、成長してないのは自分だなあって。
無意識に過去の止まった記憶のままその子と向き合ってしまっている自分がいて、
あ、こんな風な子だったっけ。とか。
人は変わっていくものだよね。
こんなこと考えてたんだ、とか。
改めて気づけた。
障害、って名前をもらった今は何となく自分の全てを知られるのが
探られるのが怖くて、薄く関わってしまうことが多くて
息が詰まるように過ごしてしまっているのだけれど、
小学校の頃、なあんにも障害だとか知らずに
何でも、
「それも〇〇だもんね。」
「〇〇らしいじゃん」
「ほんと〇〇天然なんだから〜」
「〇〇ほんと面白すぎ」
って言ってくれた友達だから。
何にも気負いせずに話せる。
ありのままを渡せる。
すごく幸せ者だ。
「友達なんて一人もいない」
そう言って泣いた日もある。
確かに味方がいない環境を過ごしたこともある。
傷ついて、最近まで”友達”がよく分かんなくなってた。
でも、ちゃんと目を凝らしてみればすぐ側に”友達”はいた。
いなくなってなんかなかった。
傷ついた過去ばかりに目が行って、大切なものが見えなくなっちゃってた。
だけどようやく見えてきた。
これは私が成長した、にも一票入れてもいいかな。
ゆっくり、自分のペースで、ありのまま
少し頑張ってみる。