【初心者向け】営業商談を成功させる"事前準備"の進め方3選【ロープレチェックシート付】
こんにちは!株式会社Innovation X Solutionsの高濱です!
2021年の調査データになりますが、商談スクリプトの自動作成ツール「UKABU(ウカブ)」を開発・提供している株式会社UKABUの調査によると、
での顧客との商談成功率は、
「準備ができていない」時の商談成功率の平均が「28.8%」なのに対し、「しっかり準備ができている」時の商談成功率の平均は「61.4%」と、準備の有無で商談成功率が2.1倍も異なることがわかりました。
商談の成果は「事前準備」で左右されるといっても過言ではないでしょう。
今回は「【初心者向け】営業商談を成功させる"事前準備"の進め方3選【ロープレチェックシート付】」を解説します!
営業商談を成功させる"事前準備"の進め方3選
結論、下記の3点になります。
では、詳しく解説します。
①ヒアリング
営業商談を成功させる"事前準備"の進め方の1つ目は「ヒアリング」です。
電話やメールでやり取りをしている中で、お客様の情報を事前にヒアリングができていれば、スムーズに商談を進めることができるからですね。
例えば、ヒアリングの項目として、下記が挙げられます。
事前に上記を把握することで、「どのように商談を進めれば、その後の案件化につなげられるのか?」の仮説を立てることができます。
電話やメールでやり取りした内容を踏まえ、お客様の背景には何が起こっていて、どんな課題を抱えているのかを考えてみましょう。
②情報収集
営業商談を成功させる"事前準備"の進め方の2つ目は「情報収集」です。
事前に情報収集をすることで、下記のようなメリットがあるからですね。
仮説を立てるうえで必要となる企業情報や商談相手の情報を集めてみましょう。
また、具体的な項目・情報収集元は下記を参考にしてみてください。
③仮説立案
営業商談を成功させる"事前準備"の進め方の3つ目は「仮説立案」です。
お客様の「課題→解決策」の仮説を立てることで、商談時にスムーズ、かつピンポイントな提案が実現できるからですね。
例えば、下記は「課題→解決策」の仮説を立てる事例となります。
①~③の流れに沿って、仮設立案をしてみましょう!
営業ロープレチェックシート
ここまで営業商談を成功させる事前準備の進め方についてご紹介しました。
最後に、営業ロープレの概要とロープレチェックシートを共有します!
営業ロープレ(ロールプレイング)とは、実際に営業活動を想定して行う研修の1つです。
上司や先輩にクライアント役をやってもらい、テレアポやクロージングの練習をします。
実践と同じ形で行うことで営業担当者の課題が明確となり、マネージャーは適切な打ち手を示すことができます。
ロープレの大まかな流れは、以下の通りです。
営業ロープレのチェックシートは下記になります。営業商談を成功させる事前準備の進め方3選と合わせて確認しましょう!
上司や先輩は、後輩への営業ロープレを実施した後にフィードバックを行います。
上記のように、フィードバックすべき項目は多いため、チェックシートを確認しながら、ヌケモレのないアドバイスをしましょう。
また、営業担当が抱えている課題やテーマに沿ってロープレのやり方も変えていくことが重要です。
特に、商談の場に慣れていない新人営業マンにとっては貴重な練習の機会になります。
本番と同じ緊張感を体験し、客観的なフィードバックを受けながら営業スキルを向上させていきましょう。
まとめ
今回は「【BtoB向け】営業商談を成功させる"事前準備"の進め方3選」について解説しました。
先述したように、商談の成果は「事前準備」で左右されるといっても過言ではないでしょう。
今回、ご紹介した内容を参考に、商談をスムーズに、そして、その後の案件化、受注につなげる商談を実現させましょう!