【実践済】メルマガの"ネタ切れ"対策6選
こんにちは!株式会社Innovation X Solutionsの高濱です!
見込み顧客を獲得するマーケティング手法の1つに「メールマーケティング」があります。
MAやメルマガ配信システムを活用して「メルマガ」を配信し、「サービス資料」「お問い合わせ」「購入」など、アクションを起こした見込み顧客を獲得します。
メルマガ配信を担当するWebマーケティング担当者も多いのではないでしょうか?
しかし、メルマガの作成を行っている方の中には、「ネタ切れ」に悩む方も少なくありません。
今回の記事では、メルマガのネタ切れに悩むWebマーケティング担当者に向けて、私の経験も含め、ネタ切れに対する対処法や考え方をご紹介します。
メルマガで効果を出すためには、定期的に情報を配信しなければなりません。地道な努力が必要です。
メルマガのネタ切れに悩んでいる方は、今回、紹介しているポイントを意識して、ネタ集めを実践してみてください。
メルマガの"ネタ切れ"対策6選
メルマガのネタ切れ対策は下記の6つになります。
それでは詳しくみていきます。
①過去のメルマガを再配信
正直、これが一番ラクで、効果が出ます。
なぜなら、過去のメルマガをそのまま活用して、再配信するだけだからですね。
具体的には、過去に配信したメルマガの中で「開封率」「クリック率」が高かったメルマガや「コンバージョン」「アポ獲得」が多かったメルマガを採用し、再配信する方法です。
例えば、「セミナー集客のメルマガを作成したいけど、ネタ切れだ…」という場合は、過去に配信して集客数が多かったメルマガをもとに作成する形となります。
過去に配信したメルマガを分析し、効果のあったメルマガの型に当てはめるだけで効果が出ます。初心者の方でもやりやすいですよね。
業務の生産性や効率化にもつながるのでぜひ、過去のメルマガの分析をしてみると良いでしょう!
②メルマガのネタを細分化
メルマガのネタを細分化することも良いです。
①で解説した効果のあったメルマガにプラスして、お得な情報を追加したり、さらに詳しい情報を追加したりと、ネタを細分化しつつ、情報を追加するのです。
こちらも、ほとんど時間をかけることなくできるので、ネタ切れに困ることはなくなります。
本音を言うと、メルマガ読者のほとんどは、私たちが配信しているメルマガの内容のすべてを把握していません。
なので、過去のメルマガをそのまま配信しても問題ないです。
とはいえ、メルマガの内容が「全く同じ」というのはちょっと味気ないので、過去のネタをもっと深堀したり、細分化したりして、効果測定してみることも良いでしょう。
タイトルやURLの位置などを修正して、ABテストしてみるのも、今後のメルマガ施策で成果を出すポイントになります。
③社内からメルマガのネタを見つける
社内にある情報を使ってメルマガのネタを探してみるのもありです。
例えば、会社の商品やサービスに関する質問や相談を受けるカスタマーサービス部門の担当者や社内の営業マンにヒアリングしてみると、メルマガのネタが見つかることもあります。
特に営業マンは、毎日、お客様の悩みごとや課題、そして提案など、生の声を聞くことができています。※マーケティング部門となると、直接、お客様と接する機会も少ないですからね
そこで、社内から
などのネタを社内から集めます。
上記の情報を集めたら「顧客の課題を解決するセミナー」や「競合と自社商品の違い」などをテーマとしたメルマガを作成することができます。営業マンとのコミュニケーションは割と重要なのです。
顧客から寄せられる頻度が高い質問に関しては、そのままメルマガのネタとして活用することができるでしょう。
➃他社のメルマガを参考にする
他社のメルマガを参考にして、メルマガのネタを探すこともおすすめです。
特に競合のメルマガやマーケティングに注力している会社のメルマガを購読し、参考にしてみると良いです。
ずっと自分1人でメルマガを書いていると、知識や情報が偏ってしまいます。
これだと、ライティングスキルが上がらないのと、そもそも読者のニーズに応えることができないメルマガになる可能性もあります。
他社のメルマガに触れることで見つかる新しい切り口や文章構成は、メルマガの配信を続けていく中で、武器になります。
注意点としては、他社のメルマガをそのままパクるのは完全NGです。文章の構成や言い回し、デザインなどを参考にしましょう。
⑤時事ネタを活用する
時事ネタを活用して、メルマガのネタにする手法はよく使われます。
多くの人が認識している話題だからこそ、その時事ネタに共感してくれた方は「このメルマガ面白い!」と感じてくれるからですね。
メルマガの内容が面白ければ、それに関するセミナーに参加してくれたり、商品・サービスを購入してくれる可能性が高まります。
メルマガの冒頭で「最近こんなことがありました!」と時事ネタを盛り込みつつ、最終的には自社サービスの資料請求、ホワイトペーパー、セミナーにつなげるメルマガを作成できれば、押し売り感も少なく、成果が出ます。
とはいえ、競合を避け、オリジナリティのあるメルマガにするためにも、タイムリーなネタをそのまま活用するのではなく、自社の商品やサービスに関連するようなメルマガを作成することが重要です。
「面白い時事ネタメルマガ」で終わらないように注意しましょう!
⑥情報にアンテナを立てる
本やネットの情報だけでなく、電車の広告や友人との会話など、いろんなところにメルマガのネタがあります。都会の電光掲示板もそうです。
私たちの周りには、メルマガのネタになる情報はたくさんあるので、自分が見るものや触れるものにアンテナを立てる癖をつけましょう。
日々、真面目にメルマガを書いていると、情報源にも偏りが出てきます。しまいには、「過去配信したメルマガで効果の出たメルマガを引用すればいいや」と、ラクな手法ばかりを採用してしまうこともあります。
何年もメルマガやブログを作成する仕事をしている人ほど、同じ方法でのネタ集めに固執してしまう場合もあります。正直なところ、なんか面倒になってしまうんですよね…。
実際に、私もこんな感じでメルマガ作成が面倒になった時期もありました。
でもそれではメルマガの効果も期待できないですし、そもそも自分のスキルになりません。
そうならないためにも、自分が見るものや触れるものにアンテナを立てる癖をつけ、メルマガのネタを見つけてみましょう!
ライティングスキルを上げることが重要
ここまでメルマガのネタ切れに悩むWebマーケティング担当者に向けて、ネタ切れに対する対処法をご紹介してきました。
今回、紹介したものは、テクニック的な手法が多く、すぐに実践できる内容です。
とはいえ、テクニックだけでは、成果が頭打ちになることもありますし、スキルアップにもつながりません。
メールマーケティングの本質は「ライティングスキルを上げて、成果につながるメルマガを配信すること」です。
というのも、ライティングスキルを上げれば、メルマガのネタ切れに困ることがないからですね。
例えば、あるセミナー集客のメルマガを「3回」配信するとします。
ライティングスキルのある人は、毎回、違った見せ方でメルマガを執筆します。
見せ方を変えれば、ネタ切れを起こすことなく、集客することができます。
結論、テクニックも大切ですが、そもそものライティングスキルを上げれば、短時間で成果の出るメルマガを執筆することができます。
まとめ
今回は、メルマガのネタ切れに悩むWebマーケティング担当者に向けて、ネタ切れに対する対処法をご紹介しました。
正直言うと「メルマガのネタ切れ」になってしまったからと言って、焦ることは全くありません。
日々、私たちの生活の中にはメルマガのネタになる情報がたくさんあるので、それをうまく活用することでメルマガを作成することができます。
メルマガ配信の目的である、「サービス資料」「お問い合わせ」「購入」など、アクションを起こした見込み顧客を獲得するためにも、さまざまな角度から情報を提供し、読者に共感してもらえるメルマガを作成していきましょう。