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その涙の理由

ほかの誰かが自分をまっすぐに見てくれていること。
ただただ、その気持ちに涙した。
そんな気持ちに無限の大きさがあることを知った。
その存在の有無で、きっと人生が変わるほどなのだと思うほどの気持ちになった。

そこにはいつも温かい気持ちがあって、いつでも感じられる。
それが何よりのお守りなのだろうと、そう思う。
それを失ってしまったと感じた時、悲しみになるのだろう。

誰かが見ていてくれているという安心感は、何ものにも変えがたい。
そんな存在に囲まれていたいのだと感じた。
誰より怖がってきたものを誰よりも欲しがっていた。
面白がって笑いものにして見るんじゃない。
そんなところが好きなのだと見てくれている人を
好きになりたい。

見てくれているあなた、
読んでくれているあなた、
本当にありがとう。
誰かを想って、誰かに想われて、
そう生きていきたいね。

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