いつもと違う景色から
どこか遠くへ行きたい、とか
どこか宛もない旅がしたい、とか
どこか別の場所に行けたら、とか
その"どこか"って本当に探しているものなんだろうか。
本当に終わりが来るものなんだろうか。
どこか宛もなく別の遠くの場所へ行けたとしても
また同じことを繰り返し思うのだろうか。
ここじゃない、ここにいたくないなどという気持ちは、変わるものなのだろうか。
誰かの評価に自分を通して見てしまうことで
さらに自分を低く扱って苦しくなってしまうこと。
他者のことが頭から離れない限り、
変わらないのかもしれない。
自分と同じ気持ちでいる人が、
この世界にどのくらいいるんだろうと心を澄ませる。
いつもと別の場所から見た夜景の見える空。