見出し画像

理想にしかない壁

理想に追いつけばきっと……

そんなふうに思ってさえいた。
でもきっと、理想には理想にしかない壁がある。
そう思って、やっぱり等身大がいいんだと思い知る。
あなたは、わたしの何?

なにかが見えた気がした、そんな気配。
でも、これは単なる自分だけの思い込みな幻想。
目標がある人ほど、自分にはないものが浮き彫りになる。
自分とは違うスピードで駆け抜けてしまうのだと
そんなことを思いながら高嶺の花のような感覚になった。

応援したい、そばにいたい、話していたい。
そんな気持ちも、どこか遠くで小さく感じてしまう。
自分が脇役だと思っている限り、誰かに譲っては
一生、主人公としては生きられないような気がした。
ドラマのようなキラキラしたものがあるのかよって
どうしたって夢としか見られないんだ。

境界線でも引かれたようなこの感覚だって、
自己価値観のように思う。
もっと誰もが平等に感じ、
もっと自分に大きな自信が持てたらいいのにと思う。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集