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コミュニティ考察

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2018年10月の記事一覧

自分事化なしでは自走しない

コミュニティデザインを読んで思うことは
山崎亮さんが自分事化させるプロだということ。
本書に乗っているどのプロジェクトもとにかくいかにそこに住む人々に町の為に何ができるかを考えてもらうこと。もしくは、町の為にどんなことができるのかを聞くヒアリングを徹底している。

先日共有したコミュニティデザインの時代の方でもかいたがとになく動き出す前の準備がすごいのだ。

4つの段階の1・2番目が濃い

地域や

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コミュニティデザインの時代

今回は以前書評を上げた本だがイベント用にぜひ紹介したい章がありそこの紹介をしようと思う。

前回の記事はこちら https://note.mu/k7123/n/ncf1fd3358732

この本は前作のコミュニティデザインに続く山崎さんの名著であり、前作のプロジェクト紹介と違いコミュニティデザイン論が語られている一冊だ。
その本の中で紹介したいのが第4章「コミュニティデザインの方法」だ。
かな

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活性と消耗

コミュニティは人の持つエネルギーをカロリーにする。これは間違いない。言い切れる。

コミュニティが勝手に盛り上がることなんてないのだ。
そこから考える。

短距離走的に盛り上げるのが得意な人

マラソンのようにウルトラマラソンのように長い距離を楽しむのが得意な人

いろんな人がいるのだ。

短距離が得意な人による活性化は長くは続かない。
ある種ドーピングのようなものだ。
エネルギーは必ず切れる。

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活性化と置き去り

この間とあるコミュニティのアクティブメンバーのグループで話題になったのでここにしたためて置こうと思う。

コミュニティの活性化に関しての観察視点はいくつかあると思う。
活性しているという状態はみなさまどんな尺度で見ていくだろうか。

思いつくもので
コミュニケーションの量
コミュニケーションのスピード
コミュニケーションの参加人数
オフラインの参加率
オフラインイベントの頻度
などいろいろな尺度が

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コミュデザの活性化を分析

最近のみの編はすごく活性化したように思う。

ただある意味ドーピングに近い状態かなというのも思うので少し分析して次の一手につながるポジティブな考えをしてみようと思う。

まずドーピングについて考える。

ドーピングというかバフ/ブーストみたいな状態かな。

なんでかというとだれかが強く意識的にアクションを起こし続けていることで活性が上がっているので。

コミュニティそのもの活性が上がっている状態へ

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コミュニティマネージャーの孤独

コミュニティマネージャー
が孤独を感じているらしい。

そんな方に、愛読書

コミュニティ・オブ・プラクティスよりこの一文を紹介したい。

”どんな実践コミュニティも、その成功は自発的なリーダーシップに依存するが、コミュニティが健全であれば、一人だけの指導力に頼ることはない。リーダーシップは分散し、コミュニティ全体に偏在するのである”

あるコミュニティを引っ張るリーダーとその追随者ではなくリーダ

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