MBAのフレームワーク
こんにちは!!
今回は「MBA Framework」について書いていきます。
思うように社員をマネジメントできない方、起業したいけどどういった戦略を組めばいいのか分からない方、もっと売上を伸ばしたい方は是非見てください。
1.FW1;ロジックツリーシンキング/ピラミッドシンキング
この記事を読んでいる皆さん、こんな疑問を持ったことはありませんか?
なぜ会社でミーティングをしても議論が前に進まないのか?
なぜ作業スピードが遅い社員が出るのか?
なぜトロいのか?
と。
〇ロジックツリーシンキングとは?
簡潔に述べると、以下の3つを順番に考えていくことです。
①どこに本質的な問題があるのか?(Where)
②問題発生している理由(Why)
③どのような解決策があるのか?(How)
以上の3つを用いてマネジメントしていく方法を紹介していきます。
〇ロジックツリーシンキングで管理マネジメント
①どこに本質的な問題があるのかを問題定義
②定義した問題の大きな原因(大要素)を考える
③大要素をさらに深堀りして小さな細かな理由(中要素)を考えていく
④①~③をもとに課題解決策を出す
では、これらをもとに例を挙げたいと思います。
①売り上げが思うように伸びない
②新規売上と既存売上が伸びていないのでは?(大要素)
③アポ電やミーティング数、成約数、成約単価がよくないのではないのか?(中要素)
④営業が値引きしているかもしれないから研修をしよう
成約数にインセンティブからミーティング数なども考慮して払おう
このような感じでマネジメント過程を再構築していくことがロジックツリーシンキングマネジメント(通称:KPIマネジメント)です。
〇ピラミッドシンキングとは?
ピラミッドシンキングとは
・情報や思考の整理を行う際
・社内プレゼンや営業シーンで話す際
・サイト構成やブログ構成、動画構成
で活用できます。(重宝できます)
先ほど述べたロジックツリーだけでは問題(Why)の深堀をしただけであるので、その内容をピラミッドツリー(So What)で相手に伝えることが重要です。
例えば交通事故のニュースにおいて相手に伝わりやすくするプロセスを紹介します。
1.ロジックツリーで課題を細分化
①交通事故が多発している
②スリップが多くなっているな
③天候が悪く視界不良か?雪の影響でタイヤが滑ったのか?
2.ピラミッドツリーで報道
「天候悪化による視界不良と雪の影響によるスリップで交通事故が多発」
〇フレームワーク1のまとめ
1.ロジックツリーで課題を細分化し、原因を特定
2.課題解決策をアクションプラン化する
3.アクションプランをPLまで繋ぎ込みKPIマネジメント
4.周りとの共有の際はピラミッド型で伝える
2.FW2;戦略キャンパスの思考方法
フレームワーク2ではこれから起業する人や他社との差別化を図りたいと思っている方にオススメの思考です。
経営を始めるのであれば、必ず違った方向で攻めなくてはなりません。
そこで意識してもらいたいのが下の図です。
1.付加できるもの・大幅に増やせるもの
2.除外するもの・大幅に減らすもの
の4つの枠に書き出し、戦略を組むことは簡単であり、いい戦略のカギと
なります。
例えば
もしあなたが出張でビジネスホテルに宿泊するとなった際にあるものを思い浮かべてください。
冷蔵庫やベッド、テレビ、お風呂、狭い部屋…などたくさん。。。
この中で必ずいらないものも人によってあるかと思います。
その代わりにこんなモノ・サービスが欲しい!!と思う方もいらっしゃるかと思います。
そこでそのニーズを汲み取り、生まれたのがホテルグリーンコアです!!
お風呂、トイレを削り、部屋のスペースを拡大して部屋飲みができる環境づくりをしたり、料理を充実させたりしています。
こういった戦略、顧客のニーズをつかむことが重要です。
すると下図のような図ができ、競合もいない、大手にもつぶされない戦略を構築できるのです。
3.FW3;相関性シンキング
〇相関性シンキングとは
・現状分析ではなく新施策や戦略を作るFW
・競合との差別化や自身の価値をあげるためのFW
です。
〇パレートの法則(8:2の法則)
・・・8割の利益は2割の顧客から生まれているという法則
この法則をもとに考えると全顧客にサービスをするのではなく、2割の顧客に絞って重点的にサービスを施すべきであるという事が理解できます。
また、ここで重要なのは
売上と顧客を見るのではなく、利益と顧客行動を中心に思考することです。
では実際にどうやって思考していくのか一緒に考えていきましょう。
(カフェという前提です)
1.あなたのカフェのMV-CSPは誰ですか?
(ここではPCを開く人としましょう)
2.MV-CSPはどんな行動をするのか?
(低単価、リピート率が高い、滞在時間が長い…)
3.2で上がった行動の相関性を考えていきましょう!!
・滞在時間が長い人はリピート率も高い(滞在時間とリピート率)
・リピートする人の顧客単価は低い(リピート率と顧客単価)
・滞在時間と顧客単価の相関性はない(滞在時間と顧客単価)
4.ではどういった施策をうつ??
・滞在時間を気にしないように時間制、個室を設けよう
・ビュッフェ方式にして食べ物も用意してあげよう
・コンセントやWi-Fiも用意して、仕事できる環境を整えよう
これら1~4の流れを見ると簡単に施策も打てますし、新規顧客も増えるのではないでしょうか?
〇フレームワーク3のまとめ
1.MV-CSPを把握して2割の顧客を絞り出す。
2.2割の行動の特徴を書き出してみる
3.行動の特徴と利益など相関性を見てみる
4.相関性を明確化にしたら施策を選定
最後に;
以上、MBAのフレームワークでした!!
ご閲覧ありがとうございました。
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