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『みんなの日本語』漢字の成り立ち学習の重要性について②

こんにちは【959字】
『みんなの日本語』漢字の成り立ち学習の重要性について①

前回の記事では、漢字の読み方や形の学習についてお話ししましたが、今回はそこからさらに一歩進め、漢字の書き方や成り立ちを実際に「書くこと」を通して学ぶ楽しさと、その意義についてみていきたいと思います。

 漢字はただ単に覚えるだけの記号ではなく、一画一画に意味や歴史が宿っていると言っても過言ではありません。

 たとえば、「明」という漢字は「日」と「月」が組み合わさることで、一日の明るさや希望を感じさせる仕組みになっています。

 こうした成り立ちを実際に筆を走らせながら書いてみると、各部の配置や筆順に触れることで、ただ見るだけでは得られない深い理解が生まれるように感じています。

 また、漢字の書写は視覚的な記憶を強化するだけでなく、手を動かすことで脳にしっかりと定着する効果があることも、近年の研究で示されています。

 紙に向かって何度も漢字を書くうちに、その形や構成の秘密が自然と身につき、教科書の中でふりがな付きで学ぶだけでは感じられない味わい深さに気づくことができるのです。

 例えば、「森」という漢字も、たくさんの「木」が集まって一つの大きな自然を形作る様子を、実際に書くことで改めて実感できるでしょう。

 このような体験は、漢字に対する興味や親しみを育むだけでなく、学習者自身が漢字の成り立ちに込められた意味を考える良い機会となります。

 私たちが日常の中で漢字を思い浮かべ、言葉として使っている以上、その背景にある歴史や文化、そして美しい筆運びに触れることは、より豊かな日本語の世界を感じる上でとても大切だと考えます。

 今後も、授業や自習の中で、ぜひ漢字を書いてみる時間を取り入れていただければと思います。

 教科書の読みや会話練習と並行して、書くことによって漢字の成り立ちや筆順の美しさに触れ、その意味や背景を自分自身で考えてみる。

 そのプロセスこそが、漢字に対する理解を一層深め、視覚的な感受性を磨く大きな一助となるはずです。

「漢字、きらい(笑)」という実習生が多いときもありますが、がんばって勉強してもらいたいと思います。

これからも、漢字の魅力を感じながら楽しく学んでいただけるような工夫を重ねていけたらと、心から願っております。

最後までお読みいただき本当にありがとうございます。


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